キャッシュレス、猛スピードで増加中!
数年前、クレジットカードはお金の湧く泉♪とカード決済天国を謳歌していたら、一気に返済地獄へと転落したMoney Motto!編集部のよしのです。それ以来「ご利用は計画的に」が座右の銘となりました。あの失敗があるから今がある…。
さて、2019年は様々なキャッシュレス決済が登場しましたね!日本は国を挙げてキャッシュレス化に取り組んでいるので、2020年以降もこの動きは加速する一方。
これからの子供たちは、「現金?なにそれ美味しいの?」なんていうことになっていくのでしょうか。それならば、早いとこキャッシュレスに慣れたほうが良さそう。
そこで、2020年のお年玉はキャッシュレス!なんていかがですか?
キャッシュレスへの不安を払拭して安全に、しかも例年通り楽しい気持ちで贈る方法を、早速ご紹介します!
そもそも!キャッシュレスのメリットって?
キャッシュレスには大きなメリットがあります。特に下記の二つです。
1. お金の管理が楽にできる
2. おトクに買い物ができる
順に見ていきましょう。
1. お金の管理が楽にできる
キャッシュレスでは利用履歴が自動で可視化されるので無駄使いもすぐに分かります。レシートに記載された項目と金額を家計簿に転記して管理するという手間は不要です。電子マネーを利用することでお金の管理が楽になり、計画的に使うことができます。
2. おトクに買い物ができる
キャッシュレスではポイント付与やクーポン等、利用者に還元をしているサービスが多くあります。各サービスの還元率やクーポン情報を調べて、よりおトクに買い物をする習慣が身につきそうです。
キャッシュレスお年玉でお金教育!
子供にキャッシュレスはまだ早いと思うご家庭は多いかもしれません。
しかし、今後キャッシュレス化が進む日本や諸外国で生きる子供たちにとって、キャッシュレス決済は身近なものになります。
そこで必要になるのが、お金教育。カードやインターネットの普及でお金の失敗をする人が増えることを懸念し、国レベルで子供へのお金教育を充実させよう!という動きがあります。
しかしこのお金教育、なかなか進んでいないのが実情。私たちは、各家庭で子供へのお金教育をしていく必要があります。
お金教育といっても経済の仕組みなどのムズカシイ話ではなく、お金の失敗を防ぐためのお金の管理方法の伝授が、家庭でするお金教育の主テーマとなります。
年始は、お年玉で大金を手にする子供が多い時期であり、親はお正月休みで仕事の忙しさからしばし開放されます。お子さんがお金を手にしたタイミングでいつもより時間をかけてお金教育ができる、絶好のタイミング!
親子で一緒に決済履歴を見ながら管理方法を考えたり、ポイントやクーポンがどのように付与されるのかを一緒に見たりして、楽しくお金学習をしましょう♪
子供のうちならば使いすぎ等の失敗をしてしまった場合でも少額で済みますし、親がお金の管理をサポートできるメリットもあります。大人になってから大きな金額を扱う前にキャッシュレスの金銭感覚を身につけられます。
また、QRコード決済等のスマホを利用したキャッシュレスの場合は、万が一スマホを紛失しても親がすぐに使用停止の対応をすることができます。例えばPayPayは、24時間365日対応の携帯電話紛失・盗難専用窓口を開設しています。
キャッシュレスでお年玉、安全な方法は?
キャッシュレスというと、怖いと思う人が多いそうです。その理由のほとんどは「お金を使いすぎてしまいそうだから」。
同様の理由で、子供のキャッシュレス利用を躊躇しているご家庭は多いと思います。そこでオススメの解決策は、「前払い式+オートチャージ不可」にすること。
キャッシュレス決済は大きく分けて下記の3種があります。
前払いの場合、事前にチャージした金額が限度額となります。
しかし、限度額を超過した場合にオートチャージの設定をしていると、クレジットカード等から自動的に設定額がチャージされます。PayPay等のQRコード決済や交通系ICカード等、さまざまなキャッシュレス決済で利用できる機能です。
お金の管理ができる大人には便利な機能ですが、子供にこの機能を付与してしまうと、クレジットカードを持たせているのと同じ状態になり、使いすぎてしまう可能性があります。
そのため、限度額がはっきりしていて使いすぎを防ぐ「前払い式+オートチャージ不可」が安全です。
それでも、子供にキャッシュレスってなんか不安…。そういう方には、お年玉の一部をキャッシュレスにする等、まずは小額から試してみるという方法もありますね。
どれをお年玉にする?キャッシュレスサービス各種
できる限り幅広い年齢層に対応し、さらに前払い式のサービスをご紹介します。
・スマホ(QRコード)決済
スマホに各サービスのアプリを入れ、スマホの画面上にQRコードを表示させることで支払う決済方法。PayPay(iOS)/(Android)やLINE Pay、楽天ペイ、メルペイ等があります。
支出状況がアプリにリアルタイムで履歴として残るため、お金の管理がしやすいです。
楽天ペイやメルペイ等、フリマアプリ(ラクマやメルカリ)の売上金をショッピング等で使えるサービスもあります※。
・交通系ICカード
SuicaやPASMO、ICOCA、manaca等、子供の交通費の支払いのために持たせているご家庭が多く、子育て家庭に最も馴染み深い電子マネーかもしれませんね。切符とお財布の両方をカード1枚で兼ねられるのが大きなメリットです。
・プリペイドカード
交通系ICカード同様にチャージをして使用するカード。LINE Payカード、三井住友プリペイドカード、nanaco(ナナコ)、WAON(ワオン)等があります。
子供って、「カード」というものが好きだったりしませんか?LINE Payカードのようにかわいい絵柄のカードを選べるサービスもあります。
・ギフトカード
ギフトカードは利用用途が限られているものがほとんどなので、ゲームや映画など、特別に好きなものがあるお子さんに適しています。
ゲームや音楽、アプリが好きなお子さんに
・Google Play ギフトカード
・App Store & iTunesギフトカード
映画が好きなお子さんに
・U-NEXTカード
本やマンガが好きなお子さんに
・図書カード
スポーツが好きなお子さんに
・アルペングループ スポーツギフト
交通系ICカード、プリペイドカード、ギフトカードの利用残高の参照方法は、スマホにアプリをインストールしたり、店舗のレジで確認したりと、さまざま。リアルタイムで残高や利用履歴を見られないサービスが多いので、注意が必要です。
また、QRコード決済を含めた全てのサービスで利用できる店舗が限定されているため、事前に各サービスの詳細を調べることをおすすめします。
キャッシュレスお年玉をハートフルに贈る
電子マネーでのお年玉は、機械的で冷たいという印象を受ける方がいるかもしれません。
そこで、スマホ決済の場合はまず例年通りポチ袋に入れた現金でお年玉を渡し、その後親子で一緒にスマホにチャージしたり、プリペイドカードやギフトカードの場合はラッピング等でお年玉としての特別感を演出することができます。
お年玉をキャッシュレスで贈るメリットや楽しみがイメージしていただけたでしょうか。大切なのは、子供にキャッシュレスでのお金の管理方法を学んでもらうこと。お父さんお母さんがキャッシュレスデビューしていない場合は、一緒に体験するのも楽しそうですね♪
※未成年者がフリマアプリを利用する場合は親権者等の同意が必要です
※本記事は2019年12月現在の情報をもとに作成しています。
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