子供に「お金」の教育してますか?マネー学習ができるおすすめアプリ!

「おこづかい制」は子供のためになっていた!?

こんにちは。Money Motto!編集部のもっちです。

学校では教えてくれない「お金」の話。子供にどう教育をしようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

私も今になってみると、お金について早くから学べる機会があった方がよいと考えることがあります。というのも、私の周りでお金の管理がしっかりしている人や使い方がうまく賢い人は、子供の頃から「おこづかい」等で使い方を学んでいるようでした。

海外に目を向けると、イギリスやアメリカではマネー教育が大切だとされており、小学校の教育カリキュラムにも組み込まれています。また、イギリスでは「7歳のときの金銭感覚が一生続く」と言われているそうです。

参考:[PDF]「海外における金融経済教育の調査・研究」報告書 – 日本証券業協会

日本の学校ではあまりお金について教えてもらえることはないため、ご家庭などで教えるしかありません。しかし、子供にお金の教育をすることへ不安を感じる方は多く、お金の教育を子供にすることへの疑問や、家計管理やお金の話が苦手で、どう教育をしたらよいのかわからないといった悩みを抱える方もいるでしょう。

そこで、本記事では子供に「お金」の教育をするメリットとともに、お金の管理や知識が身につくアプリをご紹介します。アプリを利用することで、正しい方向性でお金の知識を与えられるでしょう。

子供にお金の教育をするメリットとは?

子供にお金の教育をしたいと考える方がいる一方で、まだ早い・させる意味がわからないといった考えを持つ親御さんもいるでしょう。

しかし、お金を取り巻く環境はどんどん変化しているため、お金の正しい使い方やつきあい方を学んでおくことは、健全な金融上の決定をするための準備となり、将来のためにも実社会でもとても大切なことです。

実際に、私の友人の家庭では、子供にお金の教育として「おこづかい」を与え管理させることで、以下のようなメリットがあったそうです。

■与えられた条件下で考える力が身につく

子供におこづかいを与え、自分でお金のやり取りや管理をさせることで、子供は与えられた条件下(おこづかいの金額、ほしいものの値段など)で目的を達成しようと考えるようになります。

子供は自分がいくらお金を持っていて、ほしいものを買うにはいくら必要で、足りないときにはどうすればいいかを試行錯誤して答えを見つけようとします。

自分が持っているお金の中で最善を選択し、ほしいものに対してお金が足りなければ、次のおこづかいまで我慢したり、お店に「取り置き」をお願いする。そうしていろいろと考え、目的達成までの仮説立てや考える力を養っていけます。

また、お金は使えばなくなるもの、無限にあるものではないといった「お金の大切さ」を学ぶいい機会にもなりますし、お金を管理する能力が身につけば、将来的にも生活で役に立つ場面は多いでしょう。

■欲求のコントロールができるようになる

子供の頃はお菓子やおもちゃなど、何もかもが魅力的でどんどんほしくなります。ほしがってばかりの子供に悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。

ですが、おこづかいとしてお金をもらい、自分でほしいものを買うという感覚が身につけば、ときには我慢するといった欲求のコントロールをするよい練習にもなります。ほしいものを何でも買ってしまうことが悪いとは言えませんが、本当にほしいものと我慢するものを見極め、欲求のコントロールができれば、将来お金に関して節度ある行動を取れるようになるかもしれません。

■いろいろなことに興味を持つ感覚が養え、社会的に役立つ

子供が大きくなってある程度の年齢になったら、少額で投資をさせてみるのもよいでしょう。

特に「株式投資」などは、社会や経済に目を向けるよい機会となり、世の中の仕組みを理解することができます。学生のうちに「株」などの投資をさせるのはこわいと思うかもしれませんが、実際の会社・経済に触れることで、実は「就職活動」にも大きく役立ちます。

また、今は子供向け(0~19歳まで)の「ジュニアNISA」もあるため、こうした制度を利用することで将来のために自分で備える力を養うこともできるでしょう。

子供にお金の教育ができるおすすめアプリ

とはいえ、いきなりお金の教育といっても、何からどうはじめたらいいか、どう管理してあげればいいかわからないという方もいるでしょう。そこで、スマホを触る機会の多くなった現代に合わせて、子供と楽しくお金について学べるアプリをいくつかご紹介します。

ハロまね(無料)

三井住友カードが提供している子供向けおこづかい帳アプリで、親子でお金(おこづかい)を管理してお金の使い方や管理の仕方を学ぶことができます。

「おうちの方ユーザー」と「子供ユーザー」で登録をすることで、子供は自分で「いくら持っているか」「何にお金を使ったか」を自分で入力し、おうちの方がその内容を閲覧できるという仕組みです。

アプリ内で子供はおてつだいを「申請」することができ、おうちの方はそれを「承認・非承認」してフィードバックすることもできます。おてつだい機能には報酬として単価を設定できるので、ご褒美として「おこづかい」をあげることもできます。

また、アプリ内では仮想銀行の機能があり、実際に子供がおうちの方にお金を預け、アプリ内で「預けているお金」として貯金・引き出しをすることができます。金利なども設定できるので、子供に銀行の仕組みを教えることもできます。

WAN-CHUのおこづかい帳(無料)

こちらはシンプルに「おこづかい」を管理できるアプリ。貯めたい目標金額やおこづかいがもらえる日を入力し、お金をもらったり、使ったりしたら金額を入力していきます。「目標金額まであと○○円」など、かわいいオリジナルキャラクターがナビゲートしてくれるので、子供も楽しんで使うことができるでしょう。

お金の学習「いくらかな?」(無料)

お金の管理というよりは、お金の種類や数え方、計算力などを養うアプリです。お金のイラストとひらがなで表記された問題に答えるクイズ形式で、子供の成長段階・興味に合わせて難易度を設定できます。「これはいくら?」「持っているお金からどれを出せば支払いができるか」など、純粋にお金の使い方や計算力を養うことができます。対象年齢は3,4,5,6,7歳~。

■海外にはこんなアプリも!

欧米などの海外では、子供に「投資」や、小さな商売をさせてお金について肌感覚で学ばせることがあります。

子供向けのお金系教育アプリも数多く存在し、「Moneybox」というアプリでは、カードでの買い物のおつり(端数分)で自動的に投資ができます。18歳未満の子供を対象とした口座(日本でいうNISA)を使って、3種類の投資信託の中から優良企業に投資するというもので、少額で本格的な投資を学ばせることができます。

子供に「お金の教育」はこわい?

中には、お金について子供に教えるのは「こわい」と考える親御さんもいるでしょう。

しかし、お金は一生付き合っていくものであり、使い方や金銭感覚を知らない方がもっとこわい場合もあります。たとえカタチや仕組みが変わっても、物やサービスを得るには同等の対価が必要だということはおそらく今後も変わることはないでしょう。

将来、もしくは子供が大きくなってお金を本格的に使うときに、お金のトラブルに巻き込まれたり、お金で苦労することがないように、早いうちから感覚を養っておくことは大切なことなのです。はじめはこわいかもしれませんが、間違った知識を与えないように親御さんもしっかり勉強し、アプリ等を利用して少しずつ挑戦していけるとよいですね。

もうすぐ年末年始シーズン!「お年玉」という大きなお金を手にする機会のお正月はよいチャンスですよ。

子供と一緒に学んでいくことが大切!

子供にお金の教育をするためにも、あなたの知識や経験をもっと深めておく必要がありますね。子供が中学生・高校生と大きくなって、レベルの高い質問や話をする機会があったときに、困るのは親であるあなた自身かもしれません。

子供がいろいろなことに興味を持つことはすごく良いことですが、大人がきちんと対話できることも大切なことです。お金についてはこの「Money Motto!」でもいろいろな記事がありますので、隙間時間に少しずつお金の勉強をしてみるとよいかもしれませんね。

もしもご家族やあなた自身のお金の悩みであれば、お金のプロであるFPに無料で相談できるサービスもあります。子供のためにも、あなた自身のためにも、お金の教育を始めてみてはいかがでしょうか。

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※本記事は2019年11月現在の情報をもとに作成しています。
※本記事は、投資の勧誘や推奨を目的とするものではありません。


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