酔いどれ生命保険談義~序章-どんな保険に入ってる?~

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「もしもあんたが死んだら100万円の保険が下りるんやで」

「生命保険」という単語に出会ったときの言葉。何気ない家族の会話の中でなんとなく語られたのだが、改めて文字にするとなんとなく気持ちが良くない…。まだ「百万長者」という言葉がかろうじて残っていたような時代。自分が死んだら、100万円という途方もないお金がもらえることにすごく不思議な感じがした。「100万円あったら、グローブ買って、Nゲージ買って…。」と妄想モードに入った。

またあるとき、お葬式がいかに大変だったかという会話の中で、「おじいさん亡くなったとき、生命保険、一つも入ってはらへんかったわ」と親が言っていた。「葬式ってそんなにお金かかるんや?」「生命保険に入ってへんと困るんやな~」と、少年だった私はそんなことを考えていた。

そんな原体験があってか、あまり目的意識もないまま社会人になろうかというとき、ふと「どうせなら人の役に立つ仕事がええなあ。そやっ、生命保険の仕事ってどうやろ?」と決意したところ、縁あって、ある生命保険会社に入社することができた。

そして生命保険の仕事をすること20年。子供のころの何気ない会話が何十年も消えないでいるほど、自分にとっては衝撃的であり、得体の知れない生命保険。未だその悟りの境地に達しない私は、すっかり酔いどれ親父化し、日々飲んだくれては、生命保険について管を巻いてしまうのである。

そんな私がこれまでどんな生命保険に入ったきたかを見てみた

表にまとめてみると、こんな感じである。

保険種類 契約時期 現状
定期付終身保険 1995年4月13日 解約済み
定期保険(10年更新) 2006年5月29日 有効
定期保険(1年更新) 2002年3月1日 有効
個人年金保険 1997年6月23日 有効
積立利率変動型終身保険(ドル建て) 2015年10月1日 有効
県民共済 2000年3月1日 有効
ゴルファー保険(※生命保険ではありません) 2008年2月1日 有効

う~ん。これはバラエティに富んでいる♪ 悪名高き(?)定期付終身保険がある。20年間、無意識に保険料を払っていた個人年金保険は今解約するとどうなるのだろう? そして、なんと経営破たんした会社の契約もあるではないか! これは恰好の酒の肴になりそうだ。そうだ、どうせならお酒の勢いを借りて、自分の生命保険を晒してみよう。よそ様の生命保険って見たくても見せてもらえないし…。ならば私の生命保険を皆様に見ていただこう。そして、少しばかり私のうんちくにお付き合いいただければ本望。

 では手始めに、社会人になって初めて入った生命保険、「定期付終身保険」を肴にお酒を飲んでみよう。「あなたの命は7000万円の価値があるのよ」って言われたなあ。本当に定期付終身保険は悪者なのだろうか?

では、その話は次回ということで…。定期付終身保険に合うお酒を探しておこう。

本日のお酒

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本日のお酒:キリン一番搾り 神戸づくり

ひとこと:キリン神戸工場で生産されたビール。喉ごしで飲んだので味は覚えていない。

(決して目の前のビールに目がくらんで、感想を記憶することを忘れた訳ではない。)

本日の肴:契約した生命保険の一覧表

次回のお話しは「定期付終身保険」のこと…

※本記事は、生命保険の種類ごとに異なる特性をお伝えすることを目的として作成したものであり、特定の生命保険会社や生命保険商品について批評をするものではありません。また個別商品についてのお問い合せはお受けしておりませんのでご了承ください。


 

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