みやこの株主総会レポート

株主総会

個人株主が増加中

こんにちは。Money Motto!編集長のみやこです。

先月、東京証券取引所などが、2015年度末の個人株主数がのべ4,944万人になったと発表しました(前年度比362万人増加)。少額投資非課税制度(NISA)の普及や日本郵政グループ3社の上場などの影響で、個人が株式を保有する機会が増えていることがわかります。

株主になると、さまざまな権利が与えられます。おもなものは、以下の3つです。

株主の権利

・株主総会に参加して提案された議案に賛否を表明できる権利(議決権)

・配当金などの利益分配を受ける権利

・会社の解散等に際して、残った資産を分配して受け取る権利

6月は、上場企業の多くが株主総会を開催しました。1単元以上の株主になると、株主総会への参加が可能になりますが、総会でどのようなことがおこなわれているのでしょうか。

本日は、みやこが出席した株主総会の様子をレポートします。

初めての株主総会

日本の上場企業は3月期決算が多いため、6月中旬から下旬に株主総会が集中します。総会を土日に開催する企業もありますが、ほとんどが平日におこなわれます。

株主総会に行く前にチェック

・持ち物

議決権行使書

招集通知

・服装

普段着でOK

・開催場所

本社、ホテルの会議場などが多い

会場までの交通費は自己負担

別会場、ネット中継などで総会の様子を視聴できる企業もあり

株主以外の同伴者は、総会への出席不可

悲報!お土産廃止企業が続々

株式投資歴十数年のみやこ、今年初めて株主総会に参加しました。

富士重工株主総会

出席したのは、6月28日におこなわれた富士重工業の総会です。受付で議決権行使書を渡し、資料と入館証を受け取ります。手続きはたったこれだけです。

例年、出席者にはお土産が配られていたのですが、今回から廃止されました。会場に入るなり、あちこちから「今年は出席者が少ないね」の声。お土産目当てで総会に出席する株主も多いようです。

今年は、お土産を廃止する企業が増え、キリンホールディングス、日本電気(NEC)、三菱地所、タカラトミー、明治ホールディングスなどでも、お土産がなくなりました。キリンホールディングスでは、出席者数が前年の4,059名から大幅に減少し、957名にとどまりました。今後もこうした傾向が続くかもしれません。

株主総会の流れ

10時から総会が始まり、以下のような流れで進行していきました。

・当期の決算報告
・今後取り組む課題について報告
・質疑応答
・決議事項(剰余金の処分、定款一部変更、取締役・監査役等の選任、取締役の報酬額改定)の承認

質疑応答では、社長をはじめとする経営陣に質問や意見を述べることができます。事前に手続きなどはいらず、その場で挙手をし指名されれば発言が許されます。自動車業界らしく、燃費不正問題や為替レートに関する質問もありました。

質疑応答にかなりの時間が割かれましたが、希望者が多かったため、発言できない株主もいました。総会は、経営のトップと対話ができる貴重な場。できるかぎり多くの声を聞いてほしいものです。

決議事項では、富士重工業株式会社から株式会社SUBARUへの社名変更が正式に承認されました。富士重工業としての株主総会は、今回が最後となってしまいました。個人的には、大きな期待がある反面、さみしさも感じます…

決議事項がすべて承認され、11時45分ごろ散会となりました。

変わる株主総会

一昔前までの株主総会は、議論がなされないまま短時間で終わる「シャンシャン総会」がほとんどでした。総会屋対策や企業同士の株式の持ち合いなどで、形式的な総会に終始していたのです。

近年、コーポレートガバナンス(企業統治)のあり方が変化し、株主の権利の確保や株主との対話などが重視されるようになりました。株主が積極的に企業に意見を述べる「開かれた総会」に変わってきています。

株主総会は、企業を深く知るよい機会です。出席することで、思わぬ投資の判断材料が見つかるかもしれません。積極的に足を運んでみてはいかがでしょうか。

※本記事は、上記上場企業への投資について、勧誘や推奨を目的とするものではありません。


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