割り勘の品格
こんにちは。MoneyMotto!ライターのトリです。誰もが経験している割り勘。親しい友だち同士では気にならない割り勘も恋人や上司が相手になった途端、厄介になりますよね。自分が食べたもの(消費したもの)は自分で払うのは当然とわかっていても、もやもやしたことが一度や二度はあるはず!今回は割り勘の上手な対処の仕方についてまとめました。
友人との割り勘事情
友人と食事に行くときは男女問わず、ほとんどが割り勘ですよね。主に以下のパターンに当てはまるのではないでしょうか。
◆1回の食事ごとに割り勘(端数はざっくり)
※1円、100円などの端数が出た場合は、小銭がある人が払うという暗黙の了解。 このタイプが最も多いと思われます。いつも端数を払わない、毎回1万円札しか持っていないという方は不快な思いをさせている可能性もあります。友人よりも多くお酒や食事を頼んだ場合は、「楽しかったので、つい飲み過ぎ(食べすぎ) ました。多めに払わせて。」と声がけをすると好感度アップです。
◆1回の食事ごとに割り勘(端数もしっかり)
※貸し借りを作りたくない、不公平感はもちこまないというような間柄の場合
◆毎回誰かが全額払う
※持ち回りのパターン、長い目でみると割り勘に収束。付き合いの長い、男性同士でよくあるパターンです。
さて、割り勘も4人程度のグループなら、どのパターンでも大きな揉め事にはなりませんが、歓送迎会やお祝いの席など大人数が集まる会で幹事になった場合には注意が必要です。会が終わってから会費を集めることになると「おつりがない」、「途中で帰ってしまった」、「欠席者分を負担しなくてはいけなくなった」等のトラブルが予想されます。こういった場合の割り勘対処法は、事前に会費を集めておくことです。また当日の欠席で費用負担が発生するかしないかもお店に確認しておきましょう。会費を後から徴収するのはなかなか大変なものです。
女をあげる割り勘
デートは割り勘か男性が全額支払うかは、男女ともに譲れない主張があり、ケンカの原因になることがあります。こればっかりはどちらが正解というのではなく、マナーの問題と考えるとよいのではないでしょうか。
・男性は自分から誘ったら無理のない範囲のお店を選んで、初めてのデートはごちそうしましょう。いきなり高級店でディナーというよりも、いつもより少しだけ背伸びをして雰囲気がよいお店のランチを利用するのがおすすめです。
・女性はおごってもらって当然という態度をとらないことが大切です。事前に「ごちそうするから」と言われなかった場合は、お店の外で「私の分をお支払いしましょうか」と尋ねましょう。男性から「今日はごちそうさせて」との申し出があったら、笑顔でお礼の気持ちを伝えることが大切です。
そして、親密なお付き合いをするようになったら、よっぽどの収入差がない限りは割り勘で楽しもうという心がけが必要です。その場合、こんな気遣いが男性の心をグッと掴みます。
◆気遣いその1
男性がスマートに支払いをする姿はかっこよく見えます。お会計の時は、先にお店の外に出て待ちましょう。男性への支払いは後でも前でも構いませんが、人目のないところでそっと渡しましょう。
◆気遣いその2
割り勘にしたいと思っていても言い出せない男性もいます。そんな時はデート用に共通のお財布をつくろうと提案してみましょう。あらかじめ額が決まっていれば、お互いに無理のない範囲でデートプランを立てることができます。
※共通のお財布は女性同士の旅行でも役立ちます。集合したら大体使いそうな額をまとめておきます。ランチや入場料、バスやボートなどの交通費、共通の友達へのお土産など、旅先での細かな支払いは意外と多いので便利です。
男をあげる割り勘
女性の社会進出に伴い、男性が全て支払わなくてはならないという風潮は減ってきました。しかし、女性はやっぱり頼れる男性に惹かれるのも事実です。
◆心がけその1
会計は立て替えましょう。まとめて払っておくから都合のよい時にお願いねと伝えましょう。
◆心がけその2
クレジットカードや電子マネーでスマートに支払いを済ましょう。そして、支払いの場面を見せないという気遣いが女性の心を掴みます。そろそろ出ようかなというとき、トイレに行くついでにお会計を済ませておくとよいでしょう。
アメリカの割り勘事情
もちろん、アメリカでも割り勘はあります。気になる英語のフレーズは?
割り勘にしよう
Let’s split the bill.
(店員の方に)会計は別で
Can we have separate checks?
今回はおごるよ
This is on me.
日本と異なる点もあります。それぞれがカードで支払いをしたい場合は、その旨を会計の時に伝えます。お店側が人数割りをしてくれ、各自カードで決済することができるそうです。日本だとなかなか馴染みがありませんね。また割り勘するときは、細かい額を気にしないことが多いようです。例えば3人で食事をして、請求額が84ドルだった場合、一人あたり28ドルです。このように中途半端な額になってしまったら、端数はチップで調整します。チップを含め90ドルでお会計、一人あたり30ドルです。簡単に計算できる額で割り勘をするのがアメリカ流なのでしょうか!?
いかがでしたか。日ごろ当たり前のようにしている割り勘もちょっとした配慮で男性も女性も好感度がアップします。お金の切れ目は縁の切れ目とも 言われています。せっかくの親しい関係を壊さないようにしたいですね。
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