うるう年にお墓を買ってはいけないって知ってた?じゃあ家は?車は?ズバリ解説します。

2020年はオリンピックイヤーですが、4年に一度あるのは「うるう年」も一緒ですよね。このうるう年、実はこんな噂があるって知っていましたか?

「うるう年にお墓を買ってはいけない」

ん??
うるう年にお墓?正直よくわかりません。

そこで、Money Motto!編集部を代表して、私いっしーが真相究明に向けて情報を集めてみました。そうしたら、「お金にまつわる」意外な答えが見つかりましたので、みなさんにもご紹介したいと思います。

「うるう年にお墓を買ってはいけない」
その真相とは?

うるう年にお墓を買ってはいけない理由は「お米」

「何のため?」「縁起が悪いから?」

調べてみると、どうやらこの噂の出どころは江戸時代にまでさかのぼることがわかりました。

江戸時代の「お米」に関する言い伝えが今も残っている

なぜ、うるう年にお墓を買ってはいけないか、それは江戸時代まで続いていた「太陰暦」が影響しているといわれています。

現在一般的に使われているのは「太陽暦(グレゴリオ暦)」ですが、日本では明治5年(1872年12月31日)まで天保暦(1844年施行)が使われていました。天保暦は、月の運行を基にしたいわゆる太陰暦で、太陽の運行を基にして1年の長さを365日としている現在の太陽暦とは違い、1カ月の長さが29日の月もあり、12カ月後に太陽暦1年よりも11日も短いことがありました。

これを平均して太陽暦に合わせるには、約19年に7回、「うるう月」として、1年を通常より1カ月多い13カ月にしなければいけないことがありました。

参考:大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台「閏年と旧暦について」より

この太陰暦が使われていた江戸時代は、武士のお給料は農民から徴収する年貢(お米)でした。年貢が納められるのは一般的に1年に1回でしたので(いわゆる年払い)、うるう年のときは1年(13カ月)を12カ月分のお米で生活しなければいけませんでした。

参考:一般社団法人歴史教育者協議会「江戸時代の年貢」より

このような理由で、領地を治める藩主は、武士に対して生活に困らないようお金を残しておくようにと、「うるう年には、お金のかかる仏壇の新調やお墓の建立は見合わせなさい」という指示を出しました。これが「うるう年とお墓」の関係の理由となっています(所説あるようです)。

では、「縁起が悪い」はどのような理由からいわれはじめたのでしょうか?

「縁起が悪い」は単なる噂

「うるう年にお墓を立てるのは縁起が悪い」というのは単なる噂です。

実は、先ほどお伝えした「武士と年貢」の話が受け継がれていく過程で、その意味が忘れ去られて、「うるう年にお墓はダメ」という部分だけが残ったといわれています。そして、「お墓=死者」というイメージが重なって、「うるう年にお墓を立てるのは縁起が悪い」という噂だけが独り歩きするようになりました。

ですから、どちらかといえば、「うるう年にお墓を立ててはいけない」理由は、縁起が悪いのではなく節約のためというのが本当のところのようです。

車は?家は?今は全然問題なし

もちろん江戸時代に車はありませんから話には出てきませんが、家についてはお墓と同じようにお金がかかります。ですから、やはり「うるう年には家を建てるのは控える」という風潮にはあったようです。

しかし、そもそもこれは江戸時代の話ですから、今の時代にはまったく関係のないことです。家を建てるのも車を購入するのも、うるう年だからといって控える必要はありません。

それはそうですよね、今は太陽暦ですし、一般的なサラリーマンならお給料も毎月支払われますから、無駄遣いをせずに計画的にお金を使っていれば、うるう年でもお墓も家も車も買うことはできますよね。

【結論】太陽暦の今は「うるう年」でもまったく問題なし

うるう年にお墓を買ってはいけないのは、太陰暦と江戸時代のお給料事情によるところが大きかったということがわかりました。昔は大変だったんですね。

でも、今は太陽暦ですし年貢でお給料をもらうわけでもないので、うるう年でも全く問題なく過ごすことができます。ただ、いくらまったく問題ないといっても無駄遣いをしていたらお金はなくなってしまいますよね。ここは僕も気を付けないといけないところではあります。

最後に、「お墓」というキーワードが出てきましたので、FPのいっしーとして気になった「お墓」にまつわるお知らせをひとつ。あなたは「自分の葬式代やお墓代くらい自分で準備をしなさい」と保険の営業マンに(もしくはセールスレディ)勧誘を受けたことはありませんか?

「お墓代?そんなのまだ必要ないし!」と若い人ほど思うのは当然のことかもしれませんよね。でも社会人なら最低限のことは自分で、という部分については間違いではないのも事実です。この葬式代やお墓代などの整理資金といわれるものを保険で準備するかどうかは、あなたの資産状況や家族構成などによって一人ひとり違います。

もし「自分にも保険って必要なの?」「不要な保険には入りたくないな」と思ったときは、一度保険の無料相談を受けてみることをおすすめします。保険のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談すれば、自分が納得するまで説明してくれますし、もちろんしつこい保険の勧誘なんかもないのではじめてでも安心です。

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そうそう、うるう年でお墓の話題になったら、今日ご紹介した「江戸時代の武士」の話を思い出してみんなに教えてあげてくださいね。「そんな話知らなかった~、ははぁ~」と周りがあなたをお殿様のように持ち上げてくれるかもしれませんよ。

※本記事は2020年2月現在の情報をもとに作成しています。


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