冷蔵庫や洗濯機を安く買うための注意点!

冷蔵庫-洗濯機

どこが安いか値段は比較するけれど・・・

冷蔵庫や洗濯機を買うとなると、一人暮らし用の小さいサイズで機能も限定されたものであれば数万円でありますが、家族用の大型のものや高機能なものが必要になると10万円、20万円と値段も上がっていきます。ハイスペックなものだと30万円以上するものもあります。

このような白物家電は、家庭で毎日のように、しかも長く使うものなので、使いやすさや使う人が満足できる機能が必要です。そのため、いろいろな商品を比較するうちについつい予算オーバーしがちになります。そこで少しでも安くていいものが買えるように、複数のショップで値段を比較して買う人も多いのではないでしょうか?

しかし、実は冷蔵庫や洗濯機などの大型家電の場合、単純に値段を比較しただけだと結果的に安く買えないことがあるのです。そんな大型家電ならではの意外な落とし穴をいくつかご紹介します。

1)配達の送料

冷蔵庫や洗濯機は、お店で買って自分で持って帰るわけにはいきません。通常は配送してもらうことになります。買いたい商品の値段を複数の店で比較する場合は店によって送料が違うので、商品の値札で値段を比較するだけでなく必ず店員さんに送料を確認するようにしましょう。

またネット通販などの場合は、送料無料とうたっているところもでも特定の条件では有料になることがあります。細かい注意書きなどもよく読むようにしましょう。

そして大物家電ならではの注意点ですが、エレベーターがなく2階や3階以上の階に階段で運ばなければならない場合や特別な搬入方法を取らなければならない場合などは送料が追加となることがあります。この料金も店によって違っています。送料が無料のところでもこの追加料金は加算されることがありますので、このあたりも確認するようにしましょう。

2)設置費用

これも大物家電だからこそかかってくる費用です。単なる配送だと通常は玄関口までのお届けということになります。家族がいて多少大きなものでも自分たちで運べる場合はよいですが、一人暮らしであったり主婦が一人のときに受け取らなければならなかったりすると、やはり設置場所まで運んでもらって設置作業までやってもらった方がよいですよね。

この設置費用が店によって結構値段が違っています。
価格ドットコムなどで出てくる安いショップでは、設置費用が1万円近くかかるところもあります。洗濯機の設置といっても水道と排水ホースの接続だけですし、冷蔵庫にいたっては玄関から設置場所まで運ぶだけです。それで数千円とは正直ボッタくりじゃないかという気がしてきます。なお、さすがに大手量販店は冷蔵庫には設置費用がかからないところが多いようです。

このような店だと、いくら本体価格が安くて送料が無料だったとしても、やはり大手量販店などの方がトータルで安くなる場合もあります。注文前によく確認することが大切です。

エアコンの場合なら取り付け工事が必要なのでこのような費用もあらかじめ注意して比較すると思いますが、単に運ぶだけに近い冷蔵庫や洗濯機でも設置に関する費用がかかってくることがあるので注意しましょう。

洗濯機ミニ

3)リサイクル回収費用

あらたに1人暮らしをする場合や2台目として洗濯機や冷蔵庫を買う場合には関係ありませんが、買い替えの場合でそれまで使っていたものを回収してもらうときには、回収にかかる費用として、通常はリサイクル料金と収集・運搬料金が必要です。

ちなみにリサイクル料金とは、家電リサイクル法に基いて、テレビ(ブラウン管式、液晶・プラズマ式)・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機・エアコンを引き取ってもらうための費用です。

<リサイクル料金>

冷蔵庫 [170L以下] 3,672円(税込)~
[170L以上] 4,644円(税込)~
洗濯機  2,484円(税込)~
衣類乾燥機  2,484円(税込)~

※料金は回収する家電を製造したメーカーごとに定められています。

リサイクル料金は上記表のように決まった料金があって原則どの店でも同じですが、収集・運搬費用は店によって違います。

収集・運搬料金は、大手量販店のなかには購入した商品の配達時にあわせて回収してもらうと540円(税込)と安くやってくれるところもあります。一般的には1,000~2,000円くらいはかかりします。ネット販売専門の小さいショップなどではこのリサイクル回収の収集・運搬料金が数千円くらいかかったり、場合によってはそもそもリサイクル回収をしてくれないところもあります。

このリサイクルに関わる費用についても事前によく確認する必要があります。

4)消費電力量

同じような商品であっても各電機メーカー・商品によって消費電力がかなり違う場合があります。特に冷蔵庫の場合は、基本的に24時間・1年365日休みなく使用するものなので、この消費電力の差による購入後の電気代の違いも考慮すべきです。

冷蔵庫の場合は、カタログや本体(ドアの内側など)に年間消費電力量の数値が記載されています。この年間消費電力量により1年間の電気代の目安がわかるので、これで購入後の電気代を比較することができます。

一般的に家電量販店などでは、電気代は1kWh=27円として概算されています。これにならうと、年間消費電力量が250kWh/年の冷蔵庫であれば、年間の電気代の目安は6,750円(= 250kWh/年 × 27円)となります。
※実際の電気代は使用状況や電力会社の違い、電気料金の変動などにより変わってきます。

例えば、販売価格 98,000円(105,840円)の冷蔵庫Aと92,800円(税込100,224円)の冷蔵庫Bがあったとします。価格は冷蔵庫Bの方が安いですが、年間消費電力量は冷蔵庫Aが240kWh/年、冷蔵庫Bが310kWh/年であったとすると・・・

1年間の電気代の目安は
冷蔵庫A 240kWh/年 × 27円 = 6,480円
冷蔵庫B 310kWh/年 × 27円 = 8,370円

となり、1年間で1,890円の差が出てきます。

5,616円安いという冷蔵庫Bの優位性は3年でなくなり、その後は逆転して冷蔵庫Aの方がどんどんおトクになります。

比較商品 購入価格(税込) 年間消費電力量 年間の電気代
冷蔵庫A 105,840円 240kWh/年 6,480円
冷蔵庫B 100,224円 310kWh/年 8,370円

冷蔵庫は使い方や故障の有無にもよりますが10年くらいは普通に使う家電です。なかには15年、20年と使い続けている人もいます。消費電力の差(電気代の差)というのは、購入価格と同様とても重要な節約の要素となります。

また冷蔵庫は、300Lクラスの中型の冷蔵庫よりも400~500L以上の大型の冷蔵庫の方が消費電力が少ない節電タイプであったりします。以下にパナソニックと三菱電機の冷蔵庫で、大型の方が節電できる実例を示します。

<冷蔵庫の大きさと消費電力の逆転例>

  機種(幅600mm前後のスリムタイプで比較)  年間消費電力量  年間の電気代
パナソニック <300Lクラス>
NR-C32EM(3ドア、315L)
355kWh/年  9,585円 
<400Lクラス>
NR-E412PV(5ドア、406L)
300kWh/年  8,100円 
三菱電機 <300Lクラス>
MR-CX33A(3ドア、330L)
360kWh/年  9,720円 
<400Lクラス>
MR-B46A(5ドア、455L)
255kWh/年  6,885円 

※両社の冷蔵庫総合カタログより抜粋

パナソニックと三菱電機について、それぞれ300Lクラスと400Lクラスの冷蔵庫の年間の電気代を比べてみると、400Lのクラスの方がパナソニックで1,485円、三菱電機で2,835円も安いことがわかります。

もちろん設置スペースがないとか、一人暮らしで自炊もしないというケースで大型の冷蔵庫を買うのは現実的ではありませんが、設置スペースにゆとりがあれば、あえて自分が必要とするサイズよりも少し大きめの冷蔵庫まで候補に入れて、電気代も含めてどちらがお得か比較してみるのも賢い買い方といえます。

洗濯機の場合は、洗濯するときにしか稼働しませんし、洗濯時の消費電力については冷蔵庫ほどの差はありません。しかし乾燥機能つきの洗濯機の場合は、乾燥時の消費電力は商品によって差があるので、毎日のように洗濯・乾燥を行う場合は同じように消費電力を比べるとよいでしょう。

冷蔵庫ミニ

そのほか、一般的に店舗では商品の値段は消費税抜きの価格をメインで表示していますが、ネット通販などでは消費税込みの総額表示をメインにしているところが多くあります。高額な商品だと消費税が含まれているかどうかで金額が大きく変わってきますので、あわてて税抜価格と税込価格を混同して比較するようなことがないように気をつけることも大切です。

いかがでしょうか?
冷蔵庫や洗濯機などを買う場合は、このように本体の値段の高い安いだけでなく、付随するいろいろな費用も含めた総額で値段を比較しないと、安いものを買ったつもりで実は損しているということもありえます。
このことはエアコンについても同様です。

今後、冷蔵庫や洗濯機などの大型の白物家電、エアコンなどの購入機会があるときは、これらの点に注意して割安な商品をお選びください。

※本記事は2017年3月現在の情報をもとに作成しています。


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