「人生100年時代」に向けて!生命保険の請求代行についてわかりやすく解説します

突然ですが、あなたは家族がどんな保険に入っているか知っていますか?

「人生100年時代」という言葉が出始めた昨今、長生きする反面、もしものときのことも考えなければいけないなと年齢を重ねた両親を見て思うようになりました、Money Motto!編集部のFPいっしーです。

さて、タイトルの件ですが、生命保険は基本的に「請求ありき」ですから、家族がどんな保険に加入しているか知らなければ請求することができず、保険金を受け取れないのが一般的です。もし家族に万が一のことが起こって医療費や葬儀代などで大金が必要になった場合、何の保険にいくら入っていたか知らないと困ると思いませんか?

しかし、どんな保険に入っているか知らなくても、保険金の請求を代行してもらえるようになるというニュースが発表されたんです。

” 病気で入院したり、死亡したりした際、生命保険会社への保険金請求を代行します。”

引用:時事メディカル「生命保険の請求を代行「人生100年時代」に備え実証事業」より

「え?生命保険の請求代行?」「よくわからないなあ」という声も多いのではないかと思いましたので、保険といったらMoney Motto!編集部のFPいっしーが、この内容についてわかりやすく解説したいと思います。

生命保険の請求代行とは

生命保険の請求代行とは、「患者や家族の代わりに第三者が生命保険契約を調べて、診断書の取得、請求書の準備、保険金請求、銀行口座への振り込みまで」代行することをいいます。

事業を行うのは一般財団法人「あなたの医療」

この生命保険の請求代行を行うことをはじめたのは、「あなたの医療」という2019年5月7日に設立された一般財団法人です。まずは、神奈川県内において実証事業への参画希望者を募集し、生命保険会社・医療機関を決め、代行事業が2019年6月16日からスタートしました。

対象や費用は次の通りです。

◆対象

  • 入院給付金、手術給付金
  • 死亡保険金

◆費用

  • 入院給付金、手術給付金(診断書入手含め1契約あたり5,000円)
  • 死亡保険金(1契約あたり50,000円)

請求代行の流れ

生命保険の請求代行を利用するには、以下のような手続きの流れを取ることになります。

1. 医療機関に請求代行実証申込を行う
2. 「あなたの医療」と委任契約を結ぶ
3. 「あなたの医療」が保険会社に契約内容の照会をする
4. 保険会社が内容を回答
5. 「あなたの医療」が必要書類を取り寄せる
6. 「あなたの医療」が医療機関に診断書作成を依頼
7. 必要書類がそろったら「あなたの医療」が保険会社に請求
8. 審査が通れば保険会社は「あなたの医療」に保険金を振込
9. 「あなたの医療」が患者やご家族に保険金を振込(手数料は差し引く)

請求する保険会社が複数ある場合など、窓口を「あなたの医療」にしておくことで、保険会社ごとに異なる書式や請求方法に頭を悩ませることなく、若干の手数料を支払うことで保険金を受け取ることができるようになります。※保険会社が支払いを認めた場合

特に患者が、がんなどの大きな病気にかかった場合や認知症などで保険金請求が困難な場合を考えると、これから生命保険の請求代行への問い合わせが増える可能性が高いのではないでしょうか。

生命保険は「出口」を考えることも大切

今回の記事では、生命保険の請求代行という「お金を受け取る」、いわゆる「出口」のお話しをしました。一般的に、生命保険に加入するとき(入口)、人はたくさんの商品を比較したりして、時間をかけて選ぶものです。

しかし、生命保険で大切なのは加入する「入口」よりも「出口」のほうだといわれています。では、なぜそういわれるのでしょうか?

生命保険は加入してからがスタート

生命保険に加入するとき、たくさん考えて比較して加入するのが一般的ですが、実は加入してからが本当のスタートといわれています。

なぜかというと、病気やケガで保険金や給付金を請求するとき、請求方法がわからないとせっかく加入した生命保険の保険金や給付金を受け取ることができなくなってしまうからです。どんなときに保険金の請求ができるのか、どうやって請求するのか、この「出口」をしっかりと知っていることが大切だということを覚えておきましょう。

生命保険の「出口」をFPと一緒に考えてみませんか?

生命保険の請求代行は、「出口」をしっかりとサポートする手段のひとつとして注目です。しかし、そもそも自分が加入している生命保険や家族の生命保険について、最低限のことは知っておくべきではないでしょうか。

  • どんな内容の保険に入っているか
  • 保険会社はどこか
  • どうやって請求すればいいのか
  • 請求に必要なものは何か
  • いつ請求すればいいのか

もしわからなければ、保険のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に確認してみるといいでしょう。

加入している保険証券があれば、どんなときに保険金や給付金を受け取ることができるのかを、FPが正しく説明してくれます。また、どのように請求したらいいのかも丁寧に説明してくれますので、あなたや家族の生命保険の「出口」をしっかりと確認することもできて安心です。

>>FPに自分や家族の保険の内容を無料で確認してもらう

生命保険の請求代行はまだまだ始まったばかりです。対象となる医療機関や保険会社も今のところ限定的ですが、今後はさらに増えていくことが予想されます。

以下が現在の対象となる医療機関や保険会社の詳細です。まずは、神奈川県からスタートしていますので、神奈川県内に住んでいる方は一度、加入している保障内容とともに、ご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。

◆対象保険会社

  • 日本生命と第一生命の2社でスタート
  • 15社参画予定(2020年1月20日~5月31日)

◆対象医療機関

  • 神奈川県立がんセンター
  • 湘南鎌倉総合病院
  • 神奈川県下の医療機関参画予定(2020年1月20日~5月31日)

◆その他参画機関

  • 神奈川県
  • 横浜銀行
  • 一般財団法人あなたの医療(実証事務局)

※本記事は2020年3月現在の情報をもとに作成しています。


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