楽しい夏休み!節約のポイントは子ども料金!?

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旅行に帰省 大移動シーズン到来

こんにちは。お金大好きライターみやこです。

学校が夏休みに入り、旅行やレジャー、お盆の帰省など、子どもたちにとっては待ち遠しいイベントが目白押しです。現在、お子さんを連れて旅行中の方も多いのではないでしょうか?

子どもたちには楽しい夏休みですが、どこへ行くにもけっこうお金がかかります。特に家族連れで移動する場合は、交通機関の運賃も気になるところです。本日は、旅行や帰省に役立つプチ節約術をお知らせします。

子ども料金って何歳から?

電車、新幹線、飛行機、バスなどの交通機関には子ども料金が設定されています。この子ども料金、交通機関ごとにルールが変わります。何歳から適用されるのでしょうか?

交通機関 料金ルール 料金
鉄道・バス おとな 12歳以上
(12歳でも小学生はこども)
おとな料金
こども 6歳以上12歳未満
(6歳でも小学校入学前は幼児) 
乗車券、特急券、急行券、指定席券はおとなの半額
幼児 1歳以上6歳未満 無料(制限あり)
乳児 1歳未満 無料(制限あり)
飛行機(ANA・JAL/国内線)   大人 12歳以上 大人普通運賃・割引運賃
小児 3歳以上12歳未満  大人普通運賃の約50%割引
幼児 生後8日以上3歳未満 無料(膝の上に乗せる場合)

鉄道・バスと飛行機では、子どもと幼児の区分が異なります。旅行や帰省の計画を立てる際に確認が必要ですね。飛行機の小児料金には、旅割や先得などの割引運賃が適用されません。早期に大人料金で予約したほうが安くなるケースもあります。

幼児連れ ここに注意!

上の表を見ると、鉄道・バス、飛行機とも幼児は無料となっています。しかし、これには制限があり、料金がかかるケースがあります。

飛行機
幼児を膝に乗せる場合は無料ですが、座席を確保する場合は小児料金(大人普通運賃の約50%割引)が適用されます。幼児と言っても、まもなく3歳になる頃では長時間膝の上に乗せるのがちょっとつらいですね。
また、同伴できる幼児は、大人1名につき2名までです。

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鉄道・バス
席の種類によって料金が変わります。
・自由席の場合
飛行機と異なり、幼児の座席を確保してもお金はかかりません。乗車券、特急券、急行券とも無料です。
また、同伴できる幼児は、大人または子ども1名につき2名までで、3人目からはこども料金がかかります。(高速バスは大人または子ども1名につき1名まで同伴可)
・指定席の場合
幼児用の座席を確保する場合は、こども料金が適用されます。(指定席+乗車券の料金がかかります)膝の上に乗せていれば無料です。

大人2名+幼児2名で新幹線を利用する場合、自由席は大人2名分の料金だけですみますが、指定席だと大人2名の料金+子ども2名の料金になります。始発駅から乗車するなら、ちょっと並んで自由席に座ってトクすることができそうです。

東京-大阪間の料金比較

4人家族(大人2人+小学1年生の子ども1人+4歳の子ども1人)で、8月に東京-大阪間を往復する場合の料金を比較してみましょう。

交通機関 区間 合計料金
新幹線(のぞみ/指定席) 東京-新大阪  87,800円
(幼児も座席あり)
新幹線(のぞみ/自由席) 68,040円 
新幹線(ひかり・こだま/指定席) 86,000円
(幼児も座席あり)
新幹線(ひかり・こだま/自由席) 68,040円 
飛行機(普通席)
※大人2人がANA 特割・JAL 特便割引1のいずれも午後便を利用
羽田-伊丹  118,120円

これからチケットを購入するのであれば、新幹線がおすすめです。さらに、料金重視ならのぞみの自由席がいちばんです。ひかり・こだまと同料金で乗れるのもちょっとうれしいですね。

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Vincent St. Thomas / Shutterstock.com

お盆の帰省ラッシュ時は新幹線、飛行機とも特に混雑が激しくなります。料金だけでなく体力や体調管理にも留意してよい夏休みをお過ごしください!

※本記事は2015年7月30日現在の情報をもとに作成しています。


 

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