専業主婦に保険っていらないの?万が一のときパパは本当に家事育児できるの?

こんにちは。Money Motto!編集部のFPいっしーです。

女性のみなさんに質問です。みなさんは生命保険に加入していますか?生命保険は病気やケガをしたときや死亡してしまったときに給付金や保険金を受け取れるものですが、今は女性限定で加入できる保険なども数多く販売されていて、どれを選べばいいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。

また、女性と一言でいっても、独身の女性、結婚している女性、共働きの女性、専業主婦の女性とさまざまです。保険を選ぶとき、どんな職業についているかも、保険選びをするうえで実は大切なポイントのひとつとなります。

そこで、今日は数ある女性のライフスタイルのなかでも“専業主婦“にフォーカスして現役FPのいっしーが「専業主婦って保険に入ったほうがいいの?」という疑問にお答えしたいと思います。

※後日、「共働き女性の保険」「独身女性の保険」についても紹介しますのでお楽しみに

家事育児ができる男性って実際どれくらいいるの?

そもそも、なぜ専業主婦に保険が必要かどうかという議論が起こるのでしょうか?

これには、「専業主婦(夫)は家にお金を入れていないから保険に入る必要ないよね?」「いいや、専業主婦にも保険は必要だ!」と、昔かたぎの男性だけでなく、家事育児をする男性が増えてきた背景もあるのではないかと私は見ています。

よく仕事場などで「俺は家事育児を積極的にするイクメンだよ」なんて話をする男性がいますが、本当の意味で家事育児ができる男性はどれくらいいるのか疑問ですよね。では、ここで世界の6歳未満の子供を持つ父親の家事育児への参加時間がどれくらいかを見て、日本の男性がどれくらい家事をしているのか確認してみましょう。

父親育児時間

出所:総務省「社会生活基本調査(2016年)」より

まず家事をしている時間ですが、日本人の父親が1日平均で1時間23分なのに対して、一番多いスウェーデンでは3時間21分。その他の国でも2時間以上が当たり前となっています。育児をする時間はどこの国もそう変わりませんが、この数字を見る限り家事をする日本人男性は世界と比べて圧倒的に少ないことがわかります。

ちなみに、総務省統計局の平成28年の調べによると、1日のうちに家事に関わる時間の平均は男性で44分、女性で3時間28分と約4.7倍もの差が出ることがわかりました。先日、男性が知らない“名もなき家事”があるということが話題になりましたが、「裏返った洗濯物を元に戻す」「玄関で脱ぎっぱなしの靴を片付ける」「トイレットペーパーの補充」「食事の献立を考える」など、男性が家事と認識していないものを数多く女性が担っている(逆を言えば男性がしていない)ことも、この「差」に現れているのではないでしょうか。

男性と女性で、これだけ家事をする時間や認識に差があるわけですから、「俺は家事をしてるよ」なんて自信満々に言ったら世の女性たちに大バッシングされるのもうなずけますよね。

家事労働の価値は年収300万円相当!

ここに、ある興味深いデータがあります。内閣府の平成25年の調べによると、なんと専業主婦の家事労働は平均で年収304.1万円の価値があるらしいんです。「男は外で稼ぐ、女は家を守る」というある意味古い考えを持っている男性からすればびっくりする数字かもしれませんね。

ただ、先ほどの名もなき家事がたくさんあることを考えれば、この約300万円の価値というのもうなずけます。実際、万が一のことがあったら残された男性は自分が食べるご飯すら作ることができず、洗濯や掃除もできず家の中が散らかり放題になってしまうのではないでしょうか。

幸いにも、2012年の中央調査社の「父親の育児参加に関する世論調査」によると、「父親も母親と育児を分担して、積極的に参加すべき」が45.0%(昨年:39.1%、一昨年:34.7%)と、年々この古い考え自体も減ってきていて、男性も家事や育児をするのは当然だという考えが増えてきているのは安心材料です。

でも、今まで仕事に追われていた男性にいきなり明日から家事全般をやれといっても、それは簡単にいかないですよね。そう考えたら、「専業主婦は収入がないから保険は必要ない!」ってちょっと違うと感じませんか?

では、少し保険の話をします。専業主婦の保険を考えるとき、この年収約300万円の家事労働をもとに必要保障額を計算します。しかし、ただ単に300万円の貯金があればいいというわけではないですよね。

この300万円の家事労働の価値は、人生が続く限り何十年も続いていきます。だってそうですよね。専業主婦が毎日している家事育児は今日明日で終わるなんてことにはならないからです。

では、もし万が一専業主婦に万が一のことが合った場合、それまで女性が行っていた家事育児を男性が働きながらすることはできるのでしょうか?多分、早々に家事代行サービスなどを頼んで仕事に集中したいと思うのではないでしょうか。

ちなみに、家事代行サービスに頼んだ場合の相場が1回あたり5,000円~7,000円(当社調べ)ですので、毎日頼むと1カ月30日で15万円以上かかる計算になります。これを1年間で考えると180万円になります。

1年間で180万円、5年で900万円、10年で1,800万円をどこから準備するか、そう考えると一般的なサラリーマンなら「こんなにお金が出て行くなら、万が一のときは保険でカバーしたほうがいいかも…」と考えるのが当然ではないでしょうか。

結論!やっぱり専業主婦にも保険は必要!

男性の家事育児への参加率や、女性との家事への認識の違い、家事労働の価値や代行サービスにかかる費用などを考えたとき、やっぱり専業主婦にも保険は必要だと感じた人が多いのではないでしょうか(特に家事育児が苦手だと思っている男性がいる家庭では)。

専業主婦が保険に加入するなら、一番におすすめなのは収入保障保険です。収入保障保険は、安い保険料で高額な死亡保障を準備できるので、お財布の紐が硬い専業主婦にも人気があります。ただ、多くの保険会社が販売している商品でもあるので、その中からどれを選んだらいいかはしっかりと検討しなければいけませんね。

もし、実際に収入保障保険を検討するなら、複数の保険会社の取り扱いができて、信頼できるFPに相談することがおすすめです。FPは保険だけでなく、家計の節約や住宅ローンの相談などもできるお金の専門家です。

今は無料で何回でも相談できるFPもいますので、一度気軽に相談してみてはいかがでしょうか。その前に、まず家事育児をする時間を男性はもっと増やしたほうがいいと思いますが…。

参考資料および引用

※本記事は2019年10月25日現在の情報をもとに作成しています。


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