ペットといえば猫!?ついに飼育数で犬を超える!
こんにちは。Money Motto!編集部です。
ペットの代表格といえば犬と猫ですが、近年は犬を飼う人が減り、猫人気が高まっています。昨年、一般社団法人ペットフード協会がおこなった「全国犬猫飼育実態調査」によると、ペットの飼育数で猫が犬を超えました(犬:892万頭、猫952.6万頭)。犬の飼育数は、2008年以降右肩下がりで、毎年約50万頭ずつ減っています。
ちなみに、日本人の1年間の人口減少数は約39万人(2018年3月1日時点)です。かなりの勢いで犬の数が減少していることがわかります。
犬・猫の飼育数
調査年 | 犬の飼育数(千頭) | 猫の飼育数(千頭) |
2013年 | 10,265 | 9,372 |
2014年 | 9,713 | 9,492 |
2015年 | 9,438 | 9,277 |
2016年 | 9,356 | 9,309 |
2017年 | 8,920 | 9,526 |
※飼い主が20歳~79歳
犬の飼育数減少の背景には、飼い主の高齢化があります。年を取ると散歩や犬の世話が難しくなるため、飼うことをあきらめる人が多いのです。いっぽう、猫は散歩やしつけがいらず高齢者でも世話をしやすいことから、犬の代わりに飼う人が増えています。
猫人気の理由は飼育費用の安さ?
猫の人気が高まった理由の一つに、飼育費用の安さがあります。犬に比べてエサ代やトリミング代、ワクチン費用などがかからず、年間支出は犬のおよそ半分で済みます。
犬と猫の年間飼育費用
犬 | 猫 | |
病気・けがの治療費 | 71,135円 | 43,057円 |
フード・おやつ | 58,601円 | 43,450円 |
しつけ・トレーニング料 | 44,933円 | - |
シャンプー・カット・トリミング | 45,044円 | 7,180円 |
ペット保険料 | 45,244円 | 31,050円 |
ワクチン・健康診断等 | 30,953円 | 13,270円 |
ペットホテル・ペットシッター | 22,432円 | 14,589円 |
サプリメント | 23,902円 | 12,407円 |
光熱費(飼育に伴う追加分) | 21,731円 | 15,540円 |
その他 | 82,018円 | 28,878円 |
合計 | 445,993円 | 209,421円 |
※アニコム損害保険株式会社の調査結果をもとに保険マンモス株式会社作成
犬・猫の平均寿命はおよそ15歳なので、一生涯にかかる飼育費用は、犬が約670万円、猫が約314万円になります。なんと、車が一台買えるくらいの費用差が生じます。
犬の飼育費用は、犬種によって大きく異なります。小型犬(5~10kg)よりも大型犬(20kg以上)のほうが費用がかかります。
犬や猫には何の罪もありませんが、経済的な余裕がないとペットを飼えない時代になりつつあります。
ペットにも保険がある
ペットの飼育費用のうち、負担が大きくなりがちなのが病気やけがによる治療費・入院費です。人間と違ってペットには公的医療制度がないため、飼い主がこれらの費用を全額負担しなければなりません。症状によっては、治療費が100万円を超えることもめずらしくありません。
そんな時に備えて加入しておきたいのがペット保険です。ペット保険は、おもに手術、通院、入院の費用を補償する保険で、契約内容によって費用の50%~100%が支払われます。経済的負担が軽減されることで、病院に連れていきやすくなり、早期治療・早期回復につながります。
毎年、経済的な理由でペットを手放す飼い主は少なくありません。飼い始めたときには問題なく世話ができていても、年月が経つにつれ、状況が変わることはよくあります。ペットが元気なうちから治療費・入院費の準備をしておきたいものです。
▼ペット保険について、より詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。
ペットの一生にかかる費用ってどれくらい?
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