いつまでに贈る?お中元のマナー

お中元

お中元をいただけるイラストレーターになりたい!?

こんにちは。Money Motto!イラストレーターのいしやま(@tokuchi_ishiyam)です!日本列島のほとんどが梅雨明けして、暑い日が続いているね。みんな、夏バテしてないかな?

この時期の風物詩といえば、デパートやスーパーのお中元コーナー。最近は、自分用にお中元を買う人も増えていて、おいしそうな果物やお菓子を見ていると、いしやまも欲しくなっちゃうな。

今回は、知っておきたいお中元のマナーをまとめてみたよ。

お中元のマナーあれこれ

お中元とは?

お中元は、もともと道教の重要な祭日である「中元(7月15日)」と、7月15日を中心におこなわれる仏教行事の盂蘭盆会(うらぼんえ=お盆)が合わさって、親戚やふだんお世話になっている人に贈り物をする習慣に発展してきたんだ。なんと、江戸時代にはもう、一般的な風習として庶民の間に広まっていたんだって!

お中元を贈る時期

お中元を贈る時期は、地域によって違いがあるんだ。時期がいちばん早いのは首都圏で、7月1日から7月15日までに贈るのが一般的だよ。

お中元は、もともと旧暦の7月15日に贈るものだったんだけど、明治時代に太陽暦が採用されたことをきっかけに、首都圏ではお盆にも新暦が取り入れられたため、ほかの地域よりもお盆の時期が早くなっちゃったんだ。それ以外の地域では、お盆は旧暦がもとになっているけれど、お中元を贈る時期は、前倒し傾向になっているよ。

地域 お中元を贈る時期
首都圏 7月1日から7月15日まで
その他の地域 7月15日から8月15日まで

熨斗紙(のしがみ)

お中元

お中元には、熨斗紙をつけるのがマナー。熨斗紙は、表書きと水引、熨斗(のし)が印刷されているものが一般的だよ。

・表書き
水引の上には贈る目的(御中元)、下には送り主の名前を書くよ。

・水引
お中元にかける水引は、紅白の蝶結び。何度あってもいいお祝い事には、蝶結びの水引を使うんだ。

・熨斗
熨斗に包まれている黄色いものは「熨したアワビ」を表しているよ。アワビは長寿を意味する縁起物で、もともとは贈答品に添えられていたんだけど、それが簡略化されて熨斗になったんだ。熨斗は生ものの代用なので、肉、魚、ハムなどを贈る場合は熨斗を付けなくていいんだって。

贈る時期を過ぎてしまったら

お世話になっている人にお中元を贈ろうと思っていたけど、うっかりして時期を逃してしまうことってあるよね。そんな時は、表書きを変えて贈れば大丈夫だよ。

表書き 贈る時期
暑中御見舞 立秋(8月8日ごろ)まで
残暑御見舞 立秋以降

喪中の場合

・相手が喪中だったら
贈り先が喪中の場合は、四十九日を過ぎってから贈るのがマナーだよ。熨斗紙は、表書きを、お中元ではなく「暑中御見舞」や「残暑御見舞」にして、水引や熨斗のない白無地のものを選ぼう。

・自分が喪中だったら
お中元は、お世話になっている人へのお礼なので、自分が喪中の時でも贈って問題ないよ。熨斗紙は、表書きを、お中元ではなく「暑中御見舞」や「残暑御見舞」にして、水引や熨斗のない白無地のものを選ぼう。

どんな物を贈ればいい?

お中元やお歳暮などの品物は、消え物といって食べたり使ったりしてなくなるものが好ましいとされているんだ。お中元には、ビール、ジュース、果物、スイーツなど、季節を感じるものがよく選ばれているよ。金額の目安は、3,000円~5,000円くらいだね。

お中元をいただいたら

お中元は、目下の人から目上の人に贈るとか、取引関係に贈るというのが一般的。そのようなケースでは、お返しを贈る必要はないけれど、受け取ったらなるべく早いうちに手紙や電話、メールなどでお礼の意を伝えよう。両親や親戚、兄弟姉妹、友人などの場合は、同程度の品物でお返しをしよう。

えっ?自分の場合はどうなるかって!?そりゃあ、じっくり味わって楽しむに限ります!!


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