2017年の手帳選びと手帳活用方法はこれだ

あけましておめでとうございます。Money Motto!ライターのトリです。1年の始まりに新しい手帳を購入する方も多いのではないでしょうか。しかし、カバーの色やカレンダーのタイプ、サイズなどたくさんの種類があって、迷ってしまいます。タイプ別にまとめました。今年の手帳選びの参考にしてみてください。

最初に選ぼう!スケジュールの形式

手帳選びで一番迷うのがスケジュールの形式です。仕事に向いているもの、プライベートに向いているもの、両方のいいとこどりをしたものがあります。それぞれの特徴をまとめました。まずは目的に合ったスケジュールの形式を選びましょう。

イラスト:いしやまとくち

スケジュールの形式

タイプ おすすめ 備考
(1)月間(マンスリー)タイプ ◯1ヶ月全体の予定がわかる
◯ページ数が少なく軽いので持ち運びしやすい
✕1日の書くスペースが少ない
仕事の予定は社内のデジタルツールで管理しているが、プライベートや家庭用に手帳が必要という方。時間軸よりも予定のボリュームを管理したい方 日曜始まり、月曜始まりがあるので使いやすい方を選びましょう。
(2)週間(バーティカル)タイプ ◯会議や訪問など時間単位の予定を管理しやすい
✕時間単位で管理しない場合は空白が多くなる
✕時間枠の設定によってはプライベートの予定が書き込めない
営業職などのビジネスマン、各業務の始まりと終わりが明確な方 週末の枠が少ないものもあるので、土日が出勤の場合はすべての曜日枠が同じ大きさのものを選ぶとよいでしょう。メモリも30分単位、1時間単位があるので使いやすい方法を選びましょう。
(3)週間レフトタイプ ◯左側で予定を管理、右側は自由に使える
✕時間単位で細かく管理したい方は使いにくい
企画職などの方、会議や締切を管理しながら、アイデアのメモなども記入しておきたい方 フリースペースを仕切ればビジネスとプライベートの兼用もしやすい。ホリゾンタルレフトタイプとも呼ばれています。
(4)1日1ページタイプ ◯書くスペースがたくさんある
◯仕事や予定以外にも日記などのライフログとしても使える
✕毎日使わないと白紙が増える
✕365日分あるのでページ数が多く、分厚くなる
アイデアや日記などを書き溜めておきたい方、カスタマイズすることが好きな方 1日1ページ手帳で有名な「ほぼ日手帳」には日々の言葉が記載されています。365日分の印象的な言葉が並びます。

手帳といえば、ビジネスマンの必須アイテムでした。しかし、最近では仕事のスケジュール管理はスマートフォンなどのデジタルツールを使う人が増えています。社内で予定の共有ができるので便利です。その一方で手帳はプライベートの記録やアイデアなどを書き留めておくために持っておきたいという方が増えています。

手帳のサイズ

手帳の主なサイズは4種類あります。

・A6 文庫本サイズ(105×148mm)
・B6 単行本サイズ(128×182mm)
・A5 教科書サイズ(148×210mm)
・A4 ノートサイズ(210×297mm)

毎日持ち歩くのであれば、文庫本か単行本サイズがおすすめです。特に女性は荷物が多いので小さめを選ぶとよいでしょう。日記などプライベートの記録用のものであれば、持ち歩くこともないため、書き込むスペースが大きい方が色々な使い方ができるので便利です。

製本されている手帳とシステム手帳

手帳の主な形態は製本されている手帳とシステム手帳の二種類です。それぞれにメリットとデメリットがあります。製本されているタイプのメリットは比較的リーズナブルなものが多く、種類も豊富にあることです。

また1年ごとに記録として残しておくことができます。デメリットはで表紙は好みだけど、中身が用途と合わないなど、両方の要件を満たすものがみつからない場合があることです。そして、用紙を継ぎ足すことができないので、翌年以降に残したいメモは新しい手帳に書き写すことが必要になります。

システム手帳の最大のメリットはリフィル(用紙)の差し替えが自由にできることです。リフィルの種類も豊富なのでメモ用のページを増やしたり、仕切りやインデックスをつけることもできます。収納力があるので、大切なものを手帳にまとめておきたい人には便利です。気に入ったカバーを長い間使えるのもよい点です。デメリットはカバーの価格が高いこと、大きめのタイプは持ち歩きがやや不便な点です。

何月始まりにすればよいの?

1年の始まりは1月という人が多いのですが、最近、4月始まり、9月始まりの手帳が販売されています。4月始まりは3月が決算のビジネスマンに、9月始まりは学生に人気です。

最近では、転職をした人や区切りをつけて心機一転したいという理由で7月始まりや10月始まりも売れています。これらは手帳によって18ヶ月、15ヶ月使えるお得なものもあります。ライフスタイルに変化があった年や年の途中で区切りをつけ、新しいスタートを切りたいときは、今までと違った始まり月の手帳を選び、気分転換をするのもよいでしょう。

手帳なら家計簿も挫折しない!?

手帳の一番の目的はスケジュール管理ですが、スケジュール管理をするなら、手帳よりもスマートフォンの方が利用頻度が高くなってきたという人も増えています。アラーム機能や予定の共有、行き先の地図のリンクなどを設定できるので便利です。

その一方で手帳は家計簿や日記、体重管理など自分専用の記録をするといった新しい使い方も増えてきました。手帳の使い方や種類は時代に合わせて変わっていくのかもしれません。

手帳を家計簿変わりにするというアイデアもあります。簡単でおすすめです。使ったお金を手帳に記入します。細かな項目まで書くスペースがないので、大きな出費だけとか外食だけ、1日分をざっくりという具合です。週または月の使い方を把握することができますし、スケジュールとあわせて見返すことができます。こうすることで、出費を自覚し、抑えることにつながる効果も期待できます。

また欲しいものリストを記入しておき、本当に必要か考えてから購入するというクセをつけることもできます。家計簿はハードルが高いけど、出費は把握しておきたいとお考えの方は、手帳家計簿から始めてみてはいかがでしょうか。

自分にぴったりの手帳がみつかると今年一年がんばろうという前向きな気持ちになりますよね。2017年の干支は酉、みなさんが希望に向かって羽ばたく年になりますよう、Money Motto!編集部一同お祈りしています。


 

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