「開運!なんでも鑑定団」マル秘エピソード

鑑定団イメージ

「開運!なんでも鑑定団」に出演しました!

こんにちは。Money Motto!編集長のみやこです。

12月27日(火)、Money Motto!の運営会社である保険マンモス株式会社の代表 古川徹が、テレビに出演しました。出演したのは、20年以上続く人気バラエティ番組「開運!なんでも鑑定団【最強お宝大集合!2時間スペシャル】」(テレビ東京系)です!特別企画「華麗な転身を遂げた芸能人のお宝鑑定大会」に、自慢のお宝を持って登場しました。

掛軸

こちらがお宝として持参した掛軸(書)です。気になる鑑定結果は7万円でしたが、社員が持ち寄った数あるお宝の中から選りすぐったものなので、古川自身もたいへん気に入っています。

また、番組内では、当社の事業である「ファイナンシャルプランナーによる保険相談サービス」についても、わかりやすいVTRを作成していただきました。番組スタッフのみなさま、ありがとうございました!

本日は、特別企画として「開運!なんでも鑑定団」マル秘エピソードをお知らせします。

お宝の作者 井上円了について

お宝である掛軸の作者は、井上円了(いのうえ えんりょう)【1858-1919】という仏教哲学者です。

井上円了の書(テレビ東京 「開運!なんでも鑑定団」サイト)

リオオリンピック 競泳 400m個人メドレーの金メダリストである萩野公介選手、同じく男子4×100mリレーの銀メダリストである桐生祥秀選手らが在籍し、年明けの箱根駅伝の順位にも注目が集まる東洋大学を創設した人物です。

また、哲学の合理的な考えに魅かれ、迷信の打破を図るために、妖怪の研究もおこなっていました。東京都中野区にある哲学堂公園は、円了が哲学をテーマにした精神修養の場として建設した公園です。

哲学堂公園

円了の「物事の本質に迫り、先入観や偏見にとらわれずに、みずからの問題として深く考える姿勢」は、当社の掲げる「義理やつきあいを排除し、ほんとうに必要な保険について、自分の問題として考える」という保険相談の本質に通じるものがあります。古川が円了の書に心魅かれるのも、時代を超えた本質を見る眼に共感しているからなのかもしれません。

もしも家にお宝があったら!

さて、このお宝ですが、提供したのは、わたくしみやこです。番組の収録にも立ち会い、オンエアでもチラッと映っています。

その際、番組スタッフの方から、お宝に関するマル秘エピソードを聞き出しました。家にお宝がある場合、番組に採用されるかもしれない重要なポイントです。「開運!なんでも鑑定団」に出場したいみなさんは、ぜひチェックを!

採用されやすそうなお宝

・骨董品・美術品であること

アンティーク(Antique)…100年前のもの

新しいものは中古品扱いとされ、鑑定の対象とはならない

・入手エピソードがおもしろい

◎ 何かをしてあげたらお礼でもらった(→ もらった理由がおもしろい)

◎ 借金のかた(→ 本物でないと困る)

◎ ネットオークションでテンションが上がって競り、あとに引けずに購入した

× 親から引き継いだ(→ ありがち)

・番組に出演することが前提

× 番組に出るつもりはないが、鑑定だけしてほしい

ジャンル別お宝チェックポイント

ジャンル チェックポイント
掛軸(絵・書) ・作者がわかっており、有名な人のものであること
・落款(名+印)、共箱(掛軸のためにつくられた箱)、軸の外側などを見て、作者名をさがすとよい
・本物、偽物は問わない
・円山応挙、谷文晁、田能村竹田は、過去に何度も取り上げられているため採用されにくい(が、おもしろいエピソードがあれば可能性あり)
・共箱があるほうがよい
・書は掘り出し物が見つかる可能性がある
焼き物 ・昭和になってから作られたものは、基本的に価値がない(人間国宝の作品を除く)
・六古窯の陶器は鑑定の対象になる(時代が古ければ古いほどよい)
・江戸時代初期の磁器(初期伊万里)は高額
・茶道具は、箱書(来歴)がついてはじめて価値がある
・釉薬(うわぐすり)の垂れかたで価値が上がることがある
洋画 ・当時、売れていなかった作家の描いた作品が、新発見として出てくることがある
・早逝した作家の作品は、数が少ないため高値がつく可能性がある
刀・武具 ・誰が持っていたかよりも誰が作ったか(刀工)が重要
・時代が古いほどよい(江戸時代の刀は新しいものに分類される)
・室町時代よりも古いものは価値がある
・小刀にはあまり価値がない
・手直しをした刀は価値が下がる
・鞘(さや)や鐔(つば)の拵(こしらえ)に、いいものがある可能性がある
※刀剣登録証がないと持ち出しができない
おもちゃ ・箱があるとよい
・ブリキ、セルロイドのおもちゃは高い
・セルロイドはこわれやすく色あせしやすいため、保存状態がよくないものが多い。きれいな状態で箱がついていると高値がつく可能性がある
・プラスチック製はそれほど価値がない
原稿、初版本 ・早逝した作家(中原中也、梶井基次郎など)の原稿、初版本は高値がつく可能性大
・原稿の推敲あと、初版本の誤字・脱字などは、コレクターに好まれる

貴重なお宝を、会社のために提供してしまったみやこ。年末年始は、実家のどこかに眠っているかもしれないお宝を、こっそり探してみようと思います。

今年1年間、Money Mottoを応援してくださり、ありがとうございました。みなさま、よいお年をお迎えください!


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