マイナンバー導入までにやるべきこと

マイナンバー2

マイナンバー制度スタートまでの流れ

平成28年1月にマイナンバー制度がスタートしますが、「自分のマイナンバーはいつ、どのようにわかるのか?」「自分で準備しなければならないことがあるのか?」まだまだわからないことだらけです。 

そこで、マイナンバー制度のスタートに向けて、これからどのようなスケジュールになっているのか流れをまとめてみました。

●マイナンバーの通知

平成27年10月以降、簡易書留でマインナバーが通知されます。通知が送られてくるのは住民票の住所となりますので、引っ越して住民票を移してない人などは、通知書を受け取れない可能性があります。
※マイナンバーは必ず必要となる大切なものなので、早急に住民票を移し、役所にご相談ください。

マイナンバーは世帯ごとにまとめて通知されるので、同居の家族のナンバーは一緒に届きます。書留の中には以下の3つのものが入っています。

・マイナンバーの「通知カード」
・「個人番号カード」の申請書と返信用封筒
・説明書

●個人番号カードの申請

マイナンバー通知書に入っていた個人番号カードの申請書に本人の顔写真を貼り、返信用封筒に入れて郵送します。
その他、オンラインによる申請方法もあります。

※個人番号カードの取得は任意です。

●個人番号カードを受け取る

個人番号カードを申請した人は、平成28年1月以降、市町村の窓口で本人が個人番号カードを受け取ります。
受け取りの際には以下の3つが必要です。

・マイナンバーの「通知カード」
・個人番号カードの「交付通知書」
・本人確認書類(運転免許証など)

<個人番号カードとは>

個人番号カードは、マイナンバーが記載されたカードです。
表面には、氏名、住所、生年月日、性別、本人の写真が表示されています。
裏面にはマインナンバーが記載され、ICチップが搭載されています。ICチップには電子証明書が標準搭載されます。

個人番号カードは、マイナンバーを記載した書類を提出する際の本人確認などに使用します。(個人番号カードを取得しない場合は、通知カードと運転免許証など複数の証明書で本人確認をすることになります)

また、ICチップに記録された電子証明書を用いて、e-Taxなどの電子申請に使えます。これまで住基カードで電子証明を行っていた場合、住基カードと個人番号カードの重複所有はできず、個人番号カード導入後は住基カードの新規発行は行わない予定なので、今後は個人番号カードに移行することになりそうです。

なお、個人番号カードのICチップに所得情報などが記録されることはありません。

最後に

基本的には、10月以降マイナンバーの通知が届きますので、その中の説明にそって準備をすることになります。したがって、住民票の移動をしていないなどで通知が受け取れなかったら、かなり困ったことになります。マイナンバーの手続きをスムーズにするためにも、住民登録を正しくしておくことが重要です。


これだけ見ればわかる!「マイナンバー制度」
 (1) マイナンバーって、ぶっちゃけ何?
 (2) マイナンバー導入までにやるべきこと
 (3) マイナンバーについての素朴な疑問


 

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