2020年11月23日(月)は勤労感謝の日です。この3連休は家族でどう過ごそうか迷っているMoney Motto!編集部のいっしーです。
アメリカでは「サンクスギビングデー」と言って七面鳥を食べる習慣があるそうです。日本版ハロウィーンもここまで盛り上がるようになりましたので、日本の勤労感謝の日とアメリカのサンクスギビングデーとの違いと、近い将来、日本でも七面鳥を囲んで盛り上がる日が来るのかについてまとめてみました。
勤労感謝の日とサンクスギビングデーの違い
勤労感謝の日は、国民の祝日に関する法律第2条で「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨に昭和23年に制定されました。
その由来は、古く飛鳥時代から続くとされている「新嘗祭(にいなめさい)」から来ていて、天皇がその年に収穫された穀物を神様に捧げてから自分でも食べることで収穫を祝い感謝する宮中行事が現在でも行われているそうです。
昔はこのようなことをしていた勤労感謝の日ですが、今の時代に個人で何をすれば良いかと言うと、例えば新米を神棚(なければ背の高いタンスなどでもOKとのこと)に白い紙を敷いて、そこにお供えするものが南か東を向くように置き、お供えが終わったら感謝しながら食べると良いそうです。
とはいえ、なかなか神棚にお供えをする家も少ないのではないでしょうか。今は働いている両親に感謝の気持ちを伝えてプレゼントをあげたりお手伝いをしたりするというのが一般的ですよね。3児の父である私も子どもたちが保育園で作ってくるプレゼント(多分折り紙でしょう)を楽しみに待っているところです。
では、アメリカのサンクスギビングデーは日本の勤労感謝の日とどう違うのでしょうか?
アメリカで行われているサンクスギビングデーは、毎年11月の第4木曜日(祝日)と決まっていて、17世紀当初はキリスト教的な行事でしたが、今では家族や親しい友人たちが集まって食事をする1年で最も大事な家族行事のひとつとなっています。
なぜ七面鳥を食べるのかと言うと、イギリスからマサチューセッツ州の植民地に渡ってきた人が開墾と畑作に苦労している中で、先住民が七面鳥などを分け与えて助けたことに対する感謝から来ているとされているからです。
日本でも七面鳥を食べる日は来る!?
さて、和の国「ニッポン」ではクリスマスが市民権を得たように、ハロウィーンで仮装をして楽しむ人も増えてきました。同じような流れで勤労感謝の日に「七面鳥を食べて盛り上がる」文化は根付くのでしょうか?
ちなみに、七面鳥の丸焼きを買うとなると、大手通販サイトで5,000円から1万円くらいで販売されています。大人数で食べるなら1人あたりはあまり高くつかないのではないでしょうか。
これはあくまでも個人的な感覚ですが、日本ではクリスマスやハロウィーンのような盛り上がりにはならないのではないかと思っています。
それは、日本では勤労感謝の日の本来の意味合い(勤労に対して感謝をし合う)があまり浸透していないからかもしれません。そもそも勤労感謝の日とサンクスギビングデーは「感謝の気持ちを表す」のと「親しい人が集まって食事をする」ということで意味合いが違うかもしれません。「いつも働いてくれてありがとう」という会話が当たり前のようになってみんなで食卓を囲むという文化に発展すれば、若者が「勤労感謝の日だからみんなで感謝して盛り上がろう!」となるかもしれませんね。
余談ですが、赤が目印の某炭酸飲料のメーカーやフライドチキンと白いおひげのお爺さんが有名なお店がこの祝日に乗っかってこないのを見ると「なるほど」と思うかもしれません。
今年の11月23日は、小さな子どもから親にプレゼントはあっても、コロナの影響もあって離れて暮らす両親に直接プレゼントを渡すこともできないかもしれません。そんなときは気持ちだけでもオンラインで送ってみるのもいいかもしれませんね。
今はメールやSNSなどでギフトが送れる時代です。2020年の勤労感謝の日、あなたはどのように感謝の気持ちを伝えますか?
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※本記事は2020年11月現在の情報をもとに作成しています。
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