第1回 いしやま先生の払えないとどうなるの講座

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お金のピンチにも動じないイラストレーターになりたい!

こんにちは。Money Motto!イラストレーターのいしやま(@tokuchi_ishiyam)です!

人生山あり谷ありと言うように、長い間生きていれば、楽しいこともあればつらいこともあります。時には経済的なピンチに陥って、「しまった!支払いができない!!」という状況に遭遇するかもしれません。そういう時は、どう対処すればよいのでしょう?いつかはフリーのイラストレーターとして独立する野心を抱くいしやま、身の回りの支払いができなくなるとどうなるかを調査しました。第1回目は、税金・保険料編です。

税金が払えないとどうなる?

大ブレイクしたお笑い芸人やミュージシャンが、「稼いだお金をほとんど使ってしまい住民税が払えなくなった」というケースは昔からよく聞きます。会社員や公務員などのサラリーマンは、給料やボーナスから税金(所得税・住民税)が控除されるので、これらの税金が払えないというケースは少ないかと思います。しかし、若者を中心に人気の仮想通貨取引などで、利益にかかる税金(所得税・住民税)が払えなくなるというケースはじゅうぶんにありえます。

国税(所得税・法人税・相続税・贈与税など)
地方税(住民税・法人事業税・固定資産税など)

・払えないとどうなるの?
期限までに納付しない場合は、延滞税がかかります。また、督促状を受け取っても納付しない場合は、財産差押えなどの処分を受けることがあります。

ただし、災害、病気、事業の休廃業などの理由で一時的に税金が払えない場合は、税務署や市区町村役所の窓口などに申請することで差押えや納税の猶予が認められることがあります。税金の滞納があるとお役所から足が遠のいてしまいがちですが、困った時こそ早めに相談をするべきです。

・申請先
国税…税務署
地方税…市区町村役所

国民健康保険料(税)が払えないとどうなる?

自営業者とその家族などが加入する国民健康保険。保険料(税)は、世帯の人数と所得金額をもとに決定されます。市区町村によって、賦課方式(保険料か保険税か)が異なります。

・払えないとどうなるの?
期限までに納付しない場合は督促状が送られます。また、他の納付義務者との公平を図るため延滞金が課されます。

督促後も延滞が続くと、短期被保険者証が交付されます。短期被保険者証とは、通常の保険証よりも有効期限の短い保険証(6か月)で、期限が切れるたびに更新が必要です。

延滞が1年以上になると、保険証の代わりに被保険者資格証明書が交付されます。医療費は全額自己負担となります(後日、申請をして保険給付される分を払い戻すしくみ)。

さらに延滞が続くと、高額療養費、出産育児一時金、葬祭費などの保険給付も受けられなくなり、最終的には財産差押え(不動産・預貯金・保険・給料など)の処分が下されます。

事情により納付が困難な場合は、申請により保険料(税)の減免を受けられることがあります。納付期限内に市区町村役所の窓口に相談しましょう。

国民年金保険料が払えないとどうなる?

20歳以上60歳未満の自営業者とその家族、学生などは、国民年金の第1号被保険者に該当し、本人や世帯主などが保険料を納めます。今年度の国民年金保険料は、月額16,340円です。

・払えないとどうなるの?
国民年金保険料が未納のままだと、将来老齢基礎年金を受けられなくなります。また、障害や死亡などの不慮の事態が発生した場合にも、障害基礎年金・遺族基礎年金が受けられなくなることがあります。

事情により保険料が納められない場合には、手続きをおこなうことで保険料免除・納付猶予の制度を利用することができます。

・保険料免除制度
所得が少なく本人・世帯主・配偶者の前年所得が一定額以下の場合や失業した場合などに、保険料の納付が免除される。

免除額
全額/4分の3/半額/4分の1

※保険料を免除された期間は、保険料納付済み期間として計算される。

・保険料納付猶予制度
20歳から50歳未満で、本人・配偶者の前年所得が一定額以下の場合や失業した場合などに、保険料の納付が猶予される。

・学生納付特例制度
本人の所得が一定以下の学生は、在学中の保険料の納付が猶予される。

※納付猶予期間は、年金を受け取るために必要な受給資格期間にカウントされるが、老齢基礎年金額の受給額は増えない。

免除や納付猶予を受けた期間の保険料は、さかのぼって納付することができる(納付すると年金額が増える)。

第1号被保険者の保険料納付率は64.0%(2017年4月~12月)。数字だけを見ると、3人に1人は保険料を納めていないように思えます。しかし実態は、多くの人が免除や猶予制度を利用していて、未納の人はごくわずかです。国民年金保険料を未納のままにしていても、よいことは何ひとつありません。 保険料が払えない場合は、免除・猶予の申請をおこないましょう。

放置は絶対ダメ!

税金や保険料が払えなくなった時、いちばんしてはいけないのが放置です。「払えないものはしょうがない」と何もしないでいると、延滞金発生や年金の不支給などの不利益を被り、経済状況がますます悪化してしまいます!税金や保険料には必ず納付期限があります。期限内に払えそうにない場合には、早めに税務署や市区町村役所に相談をしましょう。


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