おぼえておきたい金融用語 2018

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イラスト:いしやまとくち

最新の金融用語が分かるイラストレーターになりたい!

こんにちは。Money Motto!イラストレーターのいしやま(@tokuchi_ishiyam)です!

テレビやインターネットで経済ニュースを見ていると、「それってどういう意味?」って聞きたくなる用語がいっぱい出てくるよね。たとえば、ブロックチェーンとかソーシャルレンディングとか。本業がイラストレーターのいしやま、もともと金融や経済はあんまり得意じゃないので、用語を覚えるのもひと苦労なんだ。

今日は、最近よく見かける金融関連用語をまとめてみたよ。知らなかった人も、これまで知ったかぶりをしてた人も、いしやまと一緒に勉強しよう!

フィンテック(FinTech)

ファイナンス(Finance)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語。IT技術を金融分野に適用して、新たな経済活動のしくみを生み出すこと。フィンテックの一例として、家計管理アプリ、ロボアドバイザー、スマートフォンによる決済サービスなどがある。

仮想通貨

インターネット上で決済や送金に使われる電子データのこと。実際の貨幣はなく、特定の発行元も存在しない。専門の取引所を通じて、ドル、ユーロ、円などの法定通貨と交換できる。ビットコイン、イーサリアム、リップルをはじめ、1,000種類以上の仮想通貨がある。

ブロックチェーン

仮想通貨の基盤となる技術。P2Pネットワーク(コンピュータ同士がサーバを介さずに直接通信をおこなう方式)を使って、過去の取引履歴をすべて記録するしくみのこと。ネットワークにつながった人全員でデータを分散管理するため、記録されたデータ(ブロック)がチェーンのように連結していく。1つのコンピュータが停止したとしても、システム全体に影響を与えることはない。

ICO

Initial Coin Offering(新規仮想通貨公開)の略。企業などが独自の仮想通貨を発行・販売し、資金調達をすること。クラウドセール、トークンセールとも呼ばれる。株式の新規公開(IPO)に似ているが、新規公開に際して取引所などの審査はなく、投資家にも議決権や優待がない。

ソーシャルレンディング

銀行などの金融機関を介さずに、お金を借りたい人(ボロワー)とお金を貸したい人(レンダー)を仲介するインターネット上のサービス。預貯金や債券よりも高利回りだが、元本は保証されない。

フィデューシャリー・デューティー

「受託者責任」と訳される。金融機関は、投資信託や保険などの金融商品の開発・販売・運用・管理について、真に顧客のために行動しなければならない。2014年9月に金融庁が発表した「金融モニタリング基本方針」の中で初めて記された。

IOT

Internet of Things(モノのインターネット)の略。これまでインターネットに接続されていなかったものにセンサーを埋め込むことで、人の手を介さずにデータや情報をやりとりできるようになる。IOTの一例として、ウェアラブル端末による健康状態の記録・管理、ポイントが貯められる自動販売機、スマートフォンアプリによる家電操作などがある。

いしやまは、初めてIOTという用語を見たとき、顔文字かと思っちゃったよ!

金融関連用語って言ったけど、ほとんどがIT用語でもあるんだよね。これからの時代、金融とITはますます切り離せないものになりそうだな。がんばって勉強しなくっちゃ!


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