食欲の秋!悩める婚活男子が登場
こんにちは。Money Motto!編集長のみやこです。
暑さが和らぎ、食欲が増す時季になりました。今回は、「眺めのいい場所でおいしいものを食べてテンションを上げたい!」とのお客様の希望により、シリーズ二度目のストリングスホテルでのランチとなりました。
本日のお客様 Kさん(30代男性 会社員) 場所:ストリングスホテル東京インターコンチネンタル 26階 ザ・ダイニングルーム |
趣味は婚活というKさん。仕事の合間を縫って、月に2~3回はイベントに参加しているそうです。おいしいランチを前に気持ちが高ぶったのか、婚活談議に花が咲きました。
ほのかにカレー味?甘くてスパイシーな濃厚スープ
一品めは、カリフラワーのスープ。濃厚スープにオリーブオイルのアクセントが添えられています。野菜の甘さとカレーのようなスパイシーさが混じりあった奥行きのある味です。
-どんな人が婚活パーティーに参加しているのでしょう?
K:婚活というと、「今すぐにでも結婚したい!」と考えてる人たちばかりが参加するものだと思われがちですが、そんなことはありません。本気の人向けの合コンって感じで、出会いを求めて参加する人がほとんどです。結婚相談所ではないので、みんな気軽に利用してます。
-参加しようと思ったきっかけは何ですか?
K:単純に、仕事以外に出会いの場がほしかったんです。まわりがどんどん結婚していく年齢なので、友人から誰かを紹介してもらうことが難しくなってきました。かと言って、待ってるだけじゃ何も起こらないし、これはお金を出してでも出会いの場を求めるしかないなって。
-周囲が結婚しだすと、自分の意識も変わってきますか?
K:高校の同窓会などに行くと、同級生はほとんど結婚していて、家を持ってたり、子供を連れてきたりすることが多いです。独り身だとなんとなく気まずさを感じますね。せめて彼女がいればちょっとは違うんでしょうけど。
-結婚相手を見つけることが、Kさんの婚活のゴールなのでしょうか?
K:う~ん。結婚相手をさがすというよりは、恋愛をしたい、好きな人がほしい、という気持ちのほうが強いですね。結婚はその延長線上にあればいいなと思います。
-ときめいていたいのですね。
K:ハハハ。自分で言うと若干気持ち悪いですが、そういうことですね。まずは、プライベートと仕事のメリハリをつけたいなと。好きな人がいると、日常が楽しくなるかなと思うんです。いまは仕事が忙しくて通勤時間も長めなので、オフィスにいる時間と電車に乗る時間でほぼ一日が終わってしまいます。こういう同じような日々の繰り返しが、恋愛によって変わるといいなと期待しています。
恋愛によって日常を変えたい!と照れつつ、ストレートに語るKさん。なんだか女性と話しているような気分です。
あっさりメインディッシュで夏バテ解消!
メインは、カンタベリービーフステーキサンドウィッチ フライドポテト添え。「夏バテであまり食欲がない」と言っていたKさん、予想に反してボリュームのある料理をセレクトしました。
K:思っていたものとは違うけど、スパイスがあっさりしていておいしいです。完食できそう。
-婚活って、いろんなイベントがあるそうですね。
K:来週は、BBQコンに参加する予定です。そのほかに、ハイキングコン、お料理コンなどもあるんですよ。
-これまでで、一番インパクトがあったイベントは何ですか?
K:20対20の婚活パーティーは印象的でしたね。5分間だけ話をして、次の人、はい次の人…ってベルトコンベアみたいに回っていくんです。20人と話すって、かなり大変なんですよ。何を話したかなんていちいちおぼえていないし、相手の顔も忘れてしまう。とにかく決められた時間で話さなければいけないから、簡潔に自分をアピールすることを求められるんです。思わず「これ、コミュニケーション能力養成講座でしょ?」って言いたくなりました。
-結婚じゃなくて、仕事に活かせそうですね。
K:そうなんです(笑)プレゼンテーションがうまくなるから、営業やってる人とかは鍛えられると思うんです。でも、そもそも婚活って、男性の場合は特にそうですが、相手に選んでもらわないといけないわけです。お金を払って参加しているのに、何も収穫がないと、婚活業者がもうかるだけになってしまいます。だから、参加するなら、自分を出して積極的にアピールしないともったいないです。今後、参加した女性に会うことってそうそうないですから、嫌われてもいいと割り切って、ガンガン話すべきです。その時はダメでも、次の機会にはうまくいくかもしれないし。婚活って、おとなしい人には向かないシステムです。
-婚活を見る目がシビアですね。
K:はい。どんなイベントでもいいわけじゃなくて、費用対効果を考えて参加しています。「これだけ会費を取ってこの参加者はないだろう(怒)」っていうのもありますから。僕は5,000円以上のパーティーには行きませんし、婚活にかける費用も、月1万円~1.5万円と決めています。うまくいかなかった時のダメージが大きいですから。
-毎月1万円~1.5万円支出するということは、婚活費用が固定費化してませんか?
K:婚活は趣味でもあるので、これぐらいの出費はしかたがないです。でも、しっかり貯金もしているので、結婚への備えはバッチリですよ。
Kさんいわく、婚活の極意は、参加したら必ず何らかの収穫を得ることだそうです。 予算の範囲内でイベントを絞り込み、無理のないスケジュールを組んでいます。 婚活に励むいっぽう、きちんとお金の管理もできているようです。
婚活はデザートみたいに甘くない!?
デザートは、ブラマンジェ アーモンドクリーム。「甘いものにはうるさいです」と言っていたKさんですが、一口食べるなり「うまい!!」と即答。プリンの甘さに杏仁豆腐のさっぱり感が加わった、口当たりのよい一品です。
-どれくらい婚活を続けているのですか?
K:1年ちょっとですかね。
-これまで婚活を続けてきて、何か思うことはありますか?
K:女性側もそうだと思いますが、婚活イベントって、相手にいろんなことを期待してしまうんです。お金を払って出会いの場を提供してもらっているので、普通に知り合うよりも条件が厳しくなります。友達だったら許せてしまうことでも、婚活相手だと突っぱねてしまうことがよくあります。性格や人となりがどうとかいう前に、条件をクリアしているかどうかを第一に考えてしまいますから。こういうのって、健全じゃないなとも思います。
-矛盾をかかえながら婚活を続けているんですね。
K:結婚よりもまず出会いを求めているので、余計にそう感じます。もっとゆるいつながり、たとえば趣味サークルとかで出会うほうがいいのかなという気がしています。
-人と出会うのは難しいですね。
K:だから、婚活ビジネスが儲かっちゃうんですよね~。
Kさんにいい出会いがありますように。
本日のハッピーランチメニュー ・本日のスープ (カリフラワーのスープ) ・カンタベリービーフステーキサンドウィッチ フライドポテト添え ・デザート (ブラマンジェ アーモンドクリーム) ・コーヒー 取材日 2016年9月9日 |
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