新型コロナに便乗した本当に危ない実際の詐欺事例や対処法

詐欺

「不正アクセスの疑い」「アカウント認証を行ってください」「アカウントのセキュリティ」

これは、実際に私たちが日々当たり前のように使っている、米大手通販会社A社を語った詐欺メールの件名(タイトル)です。メールに書かれているURLも、「https://a●azon.co.jp.gb.signin.id-●●●●.●●●●.link/amazon/」のように、一見すると公式なものと見間違えてしまうほど似ています。

「あ、もしかしたら昨日の買い物のとき何か間違えたかな?」「じゃあすぐにアカウントの確認しなくちゃ」とURLをクリックしてしまうとIDやパスワードが盗まれてしまったり、銀行口座や暗証番号などの情報が抜き取られてしまったりと大変なことになります。これがいわゆるフィッシング詐欺というものです。このような詐欺サイトが、新型コロナウイルス感染拡大にともなって増えているというのです。

そこで、今日のテーマは、実際に増えている詐欺の事例と新型コロナを語った詐欺サイトの見分け方、詐欺かなと思った時の対処法について、Money Motto!編集部のいっしーが紹介したいと思います。

警視庁や自治体で紹介されている実際の詐欺のケース

警視庁では、主に電話を使った詐欺の事例を紹介しています。メールやネットでの詐欺も多く知られていますが、電話を使ったアナログな詐欺も、このコロナに便乗して多発しているそうです。以下に、数多くの事例の中からいくつか抜粋したものをご紹介します。

 

  • 会社員を名乗る男から「コロナで会社が困っていれば500万から3,000万まで融資します。」等の電話があった。
  • 「80歳以上の方はコロナで補助金が60万円出ます。キャッシュカードと印鑑証明1通を用意しておいてください。」等の電話があった。
  • 厚生労働省を名乗る男から、「コロナ対策の助成金が下りる。」等の電話があった。
  • 女の声の自動音声ガイダンスが流れ、「新型コロナウィルスの流行で給付金があります。案内に従ってください。」等の内容の電話が一方的にあった。
  • 市役所福祉課を名乗る女から、「コロナ対策の書類を送ったが届いているか。」等の内容の電話があった。
  • 東京都コロナ対策本部を名乗る男から、「コロナ給付金10万円が出ますので、市役所の職員が書類を持って伺います。お時間は何時がよろしいでしょうか?」等の内容の電話があった。
  • 女の声で自動音声ガイダンスが流れ、「コロナの関係で国民に10万円が振り込まれます。その代行サービスをやっています。」等の内容の電話が一方的にあった。
  • 保健所を名乗る男から「コロナの検査キットを送りますので家族構成を教えてください。」等の電話があった。

出典:警視庁「新型コロナウイルス感染症に便乗した詐欺に注意」

 

また、神戸市では5月、本物そっくりの「神戸市役所公式ホームページ」が外部調査機関により発見されています。今回は情報を盗み取るフィッシング機能は確認されませんでしたが、ほとんどの人が一見本物のホームページと見間違うほどの精巧な作りが話題になりました。

今回の新型コロナウイルスに関して言えば、自治体や企業の名を語り、特別定額給付金の申請のための専用サイトを作り、個人情報を盗み取ったりする手口が増えてきているそうです。特に、メールで誘って偽のサイトへ誘導するという手口(いわゆるフィッシング詐欺)が横行しているとのことですので、さらに注意したほうがいいかもしれませんね。

参考:フィッシング対策協議会「フィッシングとは」

フィッシング詐欺の見分け方や対処法

では、フィッシング詐欺かそうでないかを見分けるにはどうすればいいのでしょうか?

まずは、メールそのものや、アクセスしようとしているURLが本物かどうかを確認してみましょう。そして大切なことは「まずは怪しい」と疑ってかかるということです。

そもそも自治体や銀行などは、突然メールで個人情報を聞いてくることはありません。いくら差出人がいつも使っていて馴染みのある「●●銀行」であっても、絶対に信用してはいけません。

もし怪しいと思ったら、メール内に書かれているURLと、本当のWebサイト(公式)のURLを見比べてみましょう。どこかが不自然に大文字になっていたり、「‐(ハイフン)」が入っていたり、スペルが違うという場合があります。

また、フィッシングはメールだけではありません。パソコンやモバイル端末への不正アクセス、ウイルス感染などによりパスワードが漏洩することも実際に発生しています。

このような被害を最小限にするためには、怪しいメールなどのURLにアクセスしないということ以外に、複数のサイトのパスワードの使い回しをしない、パソコンや端末を最新の状態にしておくなどの対処法があります。それでも、もし万が一フィッシング詐欺の被害に遭ってしまったら、慌てずに最寄りの警察へ相談しましょう。

参考:都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口等一覧(外部サイト)

新型コロナの不安につけこむ詐欺!大切なのは冷静になること

新型コロナウイルスで外出自粛になったことで、ネット通販の利用頻度が目に見えて増えるのを自分でも実感しています。ついつい必要なもの以外の買い物もしてしまいます。そして、自宅で映画を見たり、子供と遊んだりしている間にも、私たちを騙そうとする悪徳業者は今でも増えています。

現在世界で未だ感染拡大中の新型コロナウイルス感染症の脅威を描いたような、2011年にアメリカで公開された「コンテイジョン」※という映画がありますが、その中で人は不安になると恐怖がウイルスよりも早く伝染し、パニックが起こり、そして社会は崩壊していくという様がリアルに描かれています。この映画がコロナ拡大前のものというところが、予知しているようで本当に怖いですよね。

このような未知なるウイルスに対する不安や恐怖を利用し、今回紹介したような詐欺事件が発生します。まずは絶対に騙されないように冷静になること。そして自分だけでは判断できない場合は必ず第三者に相談をすること。これが大切なのではないでしょうか。

新型コロナウイルスによる社会への影響は、まだまだ終わりそうにありません。不安や恐怖の中で騙されないように、しっかりと対策をしていきたいですね。


※ご参考までに・・・
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