バレンタインの平均予算はいくら?高コスパなプレゼントとは?

こんにちは。Money Motto!編集部のきみしまです。さあ、いよいよ今年もバレンタインデーが近づいてまいりました。昨年私がもらったチョコレートの数は、3個(職場の清掃員マダムからの分を含む)。ふと、この数は多いのか、少ないのか、気になりました。

そこで、今回はバレンタインプレゼントを渡す数と、予算について調べてみました。
どうか、私の去年の結果が平均以上でありますように!

あげる予定の女性は57%、予算総額は平均4,923円

楽天インサイトの調査によると、チョコレートなどのプレゼントを渡す予定がある女性は、20歳代で67.1%、30歳代76.1%、40歳代56.4%でした。20~60歳代全体では56.5%。4割強があげる予定なしと、意外と渡さない層もいることがわかりました(「バレンタインデーに関する調査」2019年)。

株式会社明治の調査では、あげる予定の女性の予算総額は平均4,923円。昨年より221円増えています。とりわけ予算が増えているのが20歳代。1,131円も上がっています。
あげる予定の人数(15~74歳男女)は、1人が38.3%、2人が20.9%、3人が15.5%と、約4分の3が3人以内です(「バレンタイン予測 2020」)。

ここで一つの結論がでました。昨年私がもらった「3個」という数字は、決して少ないわけではなく、ごく平均的、いやむしろやや多めとさえ言えるということです!勝った!

さて、心の余裕がでてきたので、データをもう少し深く読みといていくことにします。

バレンタインプレゼントは、渡す相手との関係によって予算も変わってきますよね。楽天の調査をもとに、女性の予算感を詳しくみてみましょう。

本命、義理、友チョコ… 渡す相手別平均予算

  • 恋人・配偶者
    彼氏・恋人に贈る、いわゆる「本命チョコ」。配偶者も含めたプレゼント平均予算額は1,983円でした。最も多いのが1,000円以上2,000円未満で31.3%、次いで多いのが2,000円以上3,000円未満(23.5%)となっています。
    ただし、この金額は20~60歳代の平均値です。若いカップルなどはチョコレートにプラスしてネクタイや洋服などをプレゼントすることがあるので、平均より高い予算になっているかもしれません。
  • 同僚や取引先、男性の友人など
    職場関係の人や恋愛関係にない男性に贈る「義理チョコ」。平均予算は1,117円でした。
    ただし、同じ義理チョコでも配偶者以外の家族への予算は1,453円と、300円以上の差があります。やはり親密度の差が予算に表れているのでしょうか。
  • 女性の友人
    最近は一般的になった、女性どうしで贈る「友チョコ」。平均予算は1,058円で、前年から286円下がっています。原因は定かではありませんが、義理チョコ(家族含む)の予算も100円以上下がっています(恋人・配偶者用はマイナス2円)。あくまで推測ですが、友チョコが一般化したことで渡す相手が増え、それぞれにかける予算が減ったのではないでしょうか。
  • 自分
    自分へのご褒美として買う「自分チョコ」というものです。サンプル数が少ないので参考値となりますが、平均予算は2,287円。やはりご褒美なだけあって、高級ブランドのチョコを買う傾向にあるようです。

節約するなら「ラクに手作り」というチョイスも

どうやら、「手作り=本命」という認識は、もう古いようです。
上の楽天の調査では、2割強がチョコ等を手作りしているとのこと。実際に「バレンタイン 量産」で検索してみると、出るわ出るわ、たくさんの大量生産向け手作りスイーツレシピが。特に友チョコ用として自作する方が多いようです。

そういえば私が高校生だったころ、友人(男性)が自作のガトーショコラを女子に配って回っていたことを思い出しました。いわゆる「逆チョコ」です。結果、女子人気は爆上げ。彼が言うには「原価1,000円いかなかったかな」とのこと。なんとコスパの良い好感度アップ戦略かと、憎たらしくさえ思った記憶があります。

手作りにはもちろん調理の手間と器具が必要ですが、コスパがいいとなれば、Money Motto!としてはご紹介しないわけにはいきません。

(株)明治のサイトでは、手作りチョコスイーツのレシピをのせています。このサイトから、難易度が低く、筆者視点で「それっぽく見えるもの」を選んでみました。初めて作る人向けは星1つ、初心者におすすめのものは星2つだそうです。

  • チョコクッキー(難易度★)
    クッキーに溶かしたチョコをかけ、チョコチューブ(100均で買えます)でデコるだけ。ざっと計算してみると、10~15枚作るのにかかる費用はおよそ400円。最安で1枚あたり6円という勘定です。
  • 生チョコ(難易度★)
    鍋で温めた生クリームと刻んだチョコを混ぜ、冷蔵庫へ。固まったら切って、ココアパウダーをまぶします。
  • ロシュ(難易度★)
    溶かしたチョコにから煎りしたスライスアーモンドとピーナッツを入れて混ぜ、アルミカップに分けて入れて冷やし固めます。
  • 濃厚ガトーショコラ(難易度★★)
    溶かしたチョコに常温のバターを混ぜ、湯せんをします。グラニュー糖、溶き卵を入れて型に入れ、オーブンで焼きます。

詳しい作り方は、リンク先でご確認ください。

バレンタインは、今やカップルの愛情だけでなく、知人・友人に感謝や友情のメッセージを伝えるイベントにもなっています。この記事をヒントに、出費のバランスを考えつつ、よりよい人間関係をつくっていただけるとうれしいです。
個人的には、去年よりもらえるプレゼントが増えれば、もっとうれしいです。

※本記事は2020年2月5日現在の情報をもとに作成しています。


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