イラスト:いしやまとくち
ヒューリスティックって
こんにちは。Money Motto!専属イラストレーターのいしやま(@tokuchi_ishiyam)です!
情報が限られていたり、正しい情報がないときに何かを判断する場合、人は直感やそのときの印象に頼ってしまう。これを行動経済学では、ヒューリスティックっていうんだって。
直感というとなんとなくかっこよいけれど、本当は非合理的な行動とも言えるよ。
宝くじの当せん確率ってどのくらい
もしも宝くじで7億円当たったら…。
好きなだけ旅行に行って、欲しかった靴とかバッグとか時計、あとは家を建てて、それでも余るよ!たのしい妄想は止まらない。
「そうだ、宝くじ買おう!」
この宝くじ、7億円の当せん確率はなんと1/2000万(0.00001%)
ちなみにサイコロ6つを振ってゾロ目が出る確率は1/7776(0.01%)
宝くじが当たる確率はものすごーーーく低い。
ちゃんと計算すれば確率は低いとわかるのに、テレビや雑誌の宝くじのCMや高額当せん者の話の方が印象に残って、当せんするんじゃないかと感じてしまう。だから買ってしまうんだ。
恐怖も大きく感じる
同じく、飛行機事故にあう可能性もものすごく低確率。 色々な計算方法があるけど、大体宝くじが当せんするのと同じような数値になるみたい。
でも、深刻な飛行機事故の現場や有名人が亡くなったりするニュースの印象が強くて、頻繁に起きていると感じてしまう。
人は自分が理解しやすい情報ほど、過大に評価をしてしまうんだ。何かを判断するときは直感だけでなく、ちゃんと数値などの客観的な情報をみることを意識するのが大切だね。
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