爆笑問題 田中も結婚!
こんにちは。お金大好きライターみやこです。
10月4日、爆笑問題の田中裕二さんと山口もえさんが結婚を発表しました。みやこ、たまたま生放送で田中さんの結婚報告を見ていたのですが、ちょっと気になる発言がありました。
「プロポーズは去年の夏。指輪を買っておいて。一粒何カラット、とかいうのではなく、普段できるもの。僕はしないです。」
はじめは婚約指輪のことを言ってるのかなと思ったのですが、聞いていると何だか結婚指輪の話っぽい。婚約指輪と結婚指輪の違いを知らないのかな…と思わせる発言に、ほほえましさを感じました。
本日は、結婚と指輪について調べてみました。
婚約指輪と結婚指輪の違い
婚約指輪と結婚指輪、男性にとっては、どちらも同じように思えるかもしれませんが、指輪の持つ意味はまったく異なります。
・婚約指輪
エンゲージリングとも呼ばれており、結婚の約束をした記念に男性から女性に贈ります。指輪についての決まりはありませんが、宝石のついたものが一般的で、ダイヤモンドを贈ることが多いようです。ダイヤモンドは、天然の鉱物の中ではもっとも硬く傷がつかないため、永遠の絆の象徴とされています。かつては、立て爪(ソリティア)と呼ばれる一粒ダイヤが定番でしたが、ふだん使いができるデザインリングも人気があります。
・結婚指輪
マリッジリングとも呼ばれる結婚式の時に交換するペアのリングです。結婚式後も左手の薬指につけるのが一般的で、結婚していることを証明するものでもあります。プラチナやゴールド製のシンプルなデザインのものから、ダイヤモンドなどの宝石がついたものなどバラエティに富んでいます。結婚指輪にも特に決まりはなく、夫婦で別のデザイン、別のブランドでもかまいません。
兼用してもいいの?
リクルートがおこなった「ゼクシィ結婚トレンド調査2014 首都圏」によると、婚約指輪にかかった金額は、30万円~40万円が28%で最も多く、平均は36.2万円となっています。
また、結婚指輪にかかった金額は、二人分で20万円~25万円が27%で最も多く、平均は23.9万円となっています。
指輪の平均予算は、約60万円といったところでしょうか。
同調査によると、婚約指輪の購入率は約62%、結婚指輪の購入率は約98%です。婚約指輪を購入しないカップルもめずらしくなく、結婚指輪と兼用しているケースも多いようです。
ダイヤモンドの価値
婚約指輪としても結婚指輪としても人気のダイヤモンド。大きさが注目されがちですが、ダイヤモンドの価値は4つのCによって決まります。
4Cとは、アメリカ宝石学会(GIA)が定めたダイヤモンドの品質評価の国際基準です。
・カラット(Carat 重さ)
カラットとは宝石の重さを表す単位で、1カラットは0.2gです。カラット数が大きくなるほど価値が高くなります。
・カラー(Color 色)
ダイヤモンドは無色透明なものは少なく、かすかに色がついています。23段階の等級があり、無色透明に近いほど価値が高くなります。
・クラリティ(Clarity 透明度)
クラリティは透明度を表す基準です。専門家が10倍に拡大したルーペを用いて、適切な照明のもとで決定します。内包物の数、位置、大きさなどよってグレードが変わり、内包物が少ないほど価値が高くなります。
・カット(Cut 研磨)
カットとは、ダイヤモンドの形のバランス(カットのグレード、対称性)と表面の研磨仕上げ(ポリッシュ)に対する評価です。カラット、カラー、クラリティの3つは自然が決める要素ですが、カットは人の加工技術に委ねられるものです。次の5段階の評価があります。
指輪に限りませんが、0.2カラット以上のダイヤモンドを購入すると、たいてい鑑定書が付いてきます。 鑑定書には、GIAなどの鑑定機関が発行するものと、ブランドが独自発行するものの2種類があり、いずれも4Cの記載があります。 4Cすべてのグレードを上げると、当然ながら価格もアップします。
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爆笑問題の田中さんは、自分で指輪を選んだ可能性が高そうですが、婚約指輪、結婚指輪ともふたりで選ぶカップルが多いようです。価格は二の次で気に入ったものを買うか、それともどこかで妥協をするか。指輪をめぐる問題は、結婚の最初のハードルになるかもしれませんね。
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