人はなぜ浪費をしてしまうのか?

メンタルアカウンティング

2017年ノーベル経済学賞決定!

こんにちは。Money Motto!イラストレーターのいしやま(@tokuchi_ishiyam)です!

10月9日、ノーベル経済学賞が発表され、シカゴ大学教授のリチャード・セイラー氏の受賞が決まりました。セイラー教授は、行動経済学の第一人者です。

行動経済学とは、経済学に心理学を応用した学問で、人間が非合理的な選択をすることに着目しています。Money Mottoの記事でも、これまでに事例をいくつか紹介してきました。

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きょうは、行動経済学の事例から、人はなぜ浪費をしてしまうのかについて考えます。

メンタル・アカウンティングとは?

人はお金の入手方法や使い道によって金銭感覚が変わることがよくあります。これをメンタル・アカウンティング(心の家計簿)といいます。

たとえば
・必死に働いて貯めたお金はなかなか使えないのに、宝くじやギャンブルで手に入れたお金は気前よくおごってしまう
・ふだんの昼食代は500円以内に節約しているのに、旅行先では3,000円の豪華ランチをオーダーする
などは、メンタル・アカウンティングの好例です。

宝くじやギャンブルで得たお金を「あぶく銭」、旅行先で使うお金を「特別支出」とみなすことによって、金銭感覚に変化が生じ、ついつい財布のひもがゆるんでしまうのです。

みなさんも、こういう経験ありませんか?いしやまは、毎月「ごほうびスイーツ」に支出しちゃってます…(反省)

スイーツ

セイラー教授によると、メンタル・アカウンティングは無意識におこなわれることが多いんだって!浪費がなかなかやめられないのは、習慣化してしまっているからなんだね。これからは、お金を使う前によく考えるようにしなくっちゃ!


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