みやこの全豪オープン観戦レポート2019

全豪オープン2019

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全豪オープン2019

こんにちは。Money Motto!編集長のみやこです。

テニスの4大大会のひとつである全豪オープンが1/27に閉幕しました。

1/26におこなわれた女子シングルス決勝では、大坂なおみがフルセットの末クビトバ(チェコ)を破り、昨年9月の全米オープンに続くグランドスラム制覇を達成し、世界ランキング1位に躍り出ました。これからなおみ時代が来ることを予感させるようなすばらしいテニスでした!

翌1/27の男子シングルス決勝は、ジョコビッチ(セルビア)vsナダル(スペイン)という世界ランキング1位と2位の好カードとなりました。結果は、ジョコビッチがナダルを3-0で圧倒するという予想外の展開でしたが、決勝まで危なげなく勝ち上がってきた2人の強さは、ビッグ3の時代がまだまだ続くことの証明でもありました。

テニス大好きみやこ、2年前に続き、今年も全豪オープンに行ってきました。そして、センターコートのロッドレーバーアリーナ(Rod Laver Arena)で、女子準決勝、男子準決勝を観戦しました。大坂選手の試合では、多くの日本人が声援を送っていました。

大坂なおみ

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本日は、全豪オープン観戦レポートをお伝えします。

全豪オープンってどんな大会?

テニスには、グランドスラムと呼ばれる世界4大大会があります。グランドスラムは、数あるツアー大会の最上位に位置します。全豪オープンは、シーズン最初のグランドスラムで、毎年1月にオーストラリアのメルボルンでおこなわれます。また、南半球で開催される唯一のグランドスラムでもあります。

全豪オープンの観客動員数は年々増加しており、今大会では78万人を超えました。これは、世界最大のテニスイベントと言われ、昨年観客動員数の新記録(約73万人)を達成した全米オープンを上回る数字です。

日本との時差が少なく(メルボルンのあるビクトリア州は、日本+2時間)、他のグランドスラムに比べてチケットが安いことから、日本からいちばん行きやすい大会です。

全豪オープンが開催される1月は、オーストラリアでは真夏です。そのため、気温が高くなると試合が延期されるエクストリーム・ヒート・ポリシー(Extreme Heat Policy EHP)があります。

決勝などの好カードが組まれるセンターコートのロッドレーバーアリーナは、オーストラリアの伝説のテニスプレーヤーで、年間グランドスラムを2度達成したロッドレーバー氏の名を冠しています。また、3番目に大きな会場であるマーガレットコート(Margaret Court)は、4大大会優勝記録で女子歴代1位の24勝を誇るマーガレット・スミス・コート氏の名を冠しています。お二方ともご存命で、よく観戦に来られます。

【保存版】リーズナブルに全豪オープンを観戦しよう!

日本から観戦に行く場合、予算を気にしないのであれば、旅行会社のツアーに申し込むのが安心です。添乗員付きのツアーであれば、航空券、空港からの移動、ホテル、観戦チケット、会場までの移動、食事など、おおかた手配してくれます。また、メルボルン近郊の観光も組み込まれているので、テニス以外のレジャーも満喫できます。

しかし、「そこまでお金をかけたくない!」「そんな余裕はない!」という方は、すべて自分で手配することをおすすめします。以下、みやこがとった方法をご紹介します。

・航空券

メルボルンへの直行便は、カンタス航空日本航空が成田から毎日運航しています。料金や出発・到着時刻を比較して、都合のよい便を選択しましょう。

みやこが搭乗した便

行き:カンタス航空(QF80) 成田 19:20 メルボルン 8:00
帰り:カンタス航空(QF79) メルボルン 9:20 成田 17:40

オンラインチェックインをする場合は、言語を英語に変更します。日本語のままではできませんので要注意!
カンタス航空【英語】

海外の航空会社を利用する場合、不安になるのが言語。 最初の関門は、機内食のメニュー選択でしょうか。 カンタス航空は、英語と日本語のメニューをくれるので、英語が聞き取れない場合は指差しで伝えましょう。

・空港からホテルまでの移動

スカイバス

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空港と市内中心部(City)間は、スカイバス(SkyBus)が24時間365日運航しています。運行間隔は、時間帯により6分~10分で、市内中心部のサザンクロス駅まで30分程度で到着します。現地のチケットブースでも購入できますが、オンラインのほうが安くなります。

サザンクロス駅から主要ホテルまではミニバスが運行しており、無料で送迎してくれます。

スカイバス【英語】

・ホテル

エクスペディア(Expedia)、ブッキングドットコム(Booking.com)、アゴダ(agoda)などの予約サイトとホテルのサイトを比較して、同じプランであれば料金が安いほうを選択しましょう。宿泊時には、予約時に使用したクレジットカードが必要です。

・観戦チケット

全豪オープンのチケットが売り出されるのは、前年の10月です。全豪オープンの公式サイトや、チケット予約・販売代理店のチケテック(TICKETEK)のサイトをチェックしておきましょう。料金は、コートの種類や日程によって変わります。男子シングルス決勝は、例年早い段階で売り切れてしまうので、発売日当日に手に入れたいところです。チケットの受取方法は、モバイルダウンロード(PDF)がおすすめです。

チケテックには日本語サイトもありますが、今回はなぜが購入画面まで進むことができませんでした(ブラウザの言語設定を英語に変更することで、購入画面に進めました)。次回までにぜひ改修してほしいものです。

全豪オープン公式サイト【英語】
チケテック【英語】

・会場までの移動

トラム

Neale Cousland / Shutterstock.com

メルボルン市内には、トラム(路面電車)の停留所があちこちにあり、日本のバス感覚で利用できます。市内の中心部はフリートラムゾーンになっており、乗り降りは無料で乗車カードも不要です。トラムには路線番号があり、行き先によって分かれています。

全豪オープンの会場に行くトラム(路線番号:70)は、大会期間中は料金が無料になります。試合終了後のトラム停留所はものすごい人だかりなので、場所によっては歩いて帰るほうが早く着けると思います。

・会場での注意

メルボルンパーク

全豪オープンの会場であるメルボルンパークには、多数のフードブースがありますが、料金はどこも高めです。飲み物やスナック類は、スーパーやコンビニなどで購入して持ち込むほうが安上がりです。また、会場内には、カードオンリーのショップが多数あります。クレジットカードやデビットカードは必携です。

メルボルンは降水量が少なく、1月は夜8時を過ぎても明るい状態です。日照時間が長いため、暑さ対策として、サングラス、帽子、日焼け止め、扇子、タオルなどを持っていきましょう。

さらに、水分補給として、水も欠かせません。オーストラリアは水の値段が高く、コンビニやキオスクでは600mlで4ドル(約320円)以上します。ウールワース(Woolworths)やコールス(coles)などのスーパーなら、1ドル~2ドル(約80円~約160円)で販売している水があるので、購入しておくことをおすすめします。


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