20代前半の独身女性が一人暮らしを考えたらカツカツ生活の未来がみえてきた

はじめまして!Money Motto!新人編集部員のさとめぐです。

簡単に私の自己紹介を!

社会人3年目の都内在住、20代独身女性です。

趣味は音楽で、幅広いジャンルのアーティストさんを追いかけています。コンサートやフェスに行くのも大好きです!

今私は成人をして社会人になっていますが実家暮らしをしており、経済面でも生活面でも家族にサポートしてもらいながら過ごしているので、まだまだ独り立ちはできていないなと感じています。

このままではいけないと思い、今年から経済面でも生活面でも独立した大人の女性になるために、動き始めようと思っています。

そこで同じように独り立ちを考えている実家暮らしの20代の方に参考になる情報が発信できればと考え、「さとめぐの大人計画シリーズ」と題して、独り立ちしていく私の成長過程を皆さんに公開していこうと思います。

シリーズ第一弾は「一人暮らし」に関して考えていきます!第二弾以降は貯蓄や資産運用についても発信していこうと思います。

春が近づいてきて、新生活がスタートする季節ですね。一人暮らしをしようと考えている方も多いのではないでしょうか。

私も「大人計画」の第一歩として、親元を離れて一人暮らしをしようかなと考えているところです。

でも、一人暮らしは親元にいる時よりもお金が多くかかりそう…。

そこで20代独身で一人暮らしをした時に生活費がどのくらいかかるのか。

独立後の生活費をシミュレーションしたことろ、なんと家計がマイナスになるということがわかりました。

となると、月々で貯蓄していくお金がもないということに。

私の大人計画が早々に崩れそうです…。

でも大丈夫!マイナスにならないための方法も、ちゃんと見つけました!

それではここから、具体的なに計算した家計と、マイナスを回避してまずは収入内で生活ができるようにするための、女性におすすめの節約術をご紹介していこうと思います。

20代独身女性の1か月のリアルな生活費ってどのくらい?

私の最近の支出と、平均的な家賃や光熱費等を組み合わせて生活費を算出してみました。

項目 金額
固定費 家賃 ¥70,414
水道光熱費 ¥12,000
日用品 ¥5,100
携帯料金 ¥5,500
インターネット通信費(Wi-Fi) ¥3,800
医療保険 ¥7,400
準固定費 動画ストリーミング ¥880
音楽ストリーミング ¥1,080
アーティストファンクラブ① ¥440
アーティストファンクラブ② ¥495
食費 ¥41,000
美容品代(アイシャドウ、フェイスパウダー) ¥15,000
洋服代(2着) ¥12,000
合計 ¥175,109

※動画・音楽ストリーミング、ファンクラブ会費は固定費ですが、私の趣味のための出費で個人差があるため「準固定費」としました。

一人暮らしを始めるにあたり一番気になるのが家賃。

日本で一番家賃が高い都道府県は東京都です。

そこで首都圏に住む20代・一人暮らしの平均家賃を調べてみたところ、70,414円となっています。
(参考:不動産・住宅サイト SUUMO「20代社会人の一人暮らしデータ2009」)

一人暮らしの食費は総務省の家計調査(2020年)を元に計算すると、約41,000円、水道光熱費が約12,000円となっています。

日用品は総務省の家計調査(2015年)家計収支編の男女,年齢階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出(単身世帯のうち勤労者世帯)を元に計算すると、約5,100円となっています。

※34歳までの女性で諸雑費の中の「身の回り用品」と「その他諸雑費」の金額を足したものです。

上記3つの情報を平均値から取り、これにプラスして毎月かかる生活費をいまの私の生活費を反映してなるべくリアルに出すと、1か月にかかる生活費の合計は175,109円になりました。

1か月で手元に残るお金は0円!?むしろマイナス!?

1か月の生活費やその他の出費から手元に残るお金がいくらなのかを見ていこうと思います。

厚生労働省の賃金構造基本統計調査(2019年)によると大学・大学院卒、20~24歳女性の平均収入は224,800円となっています。

ただこの金額は社会保険料や税金が引かれる前のもので、ここから大体5万円を引かれた金額が手取りの収入となります。

ということは手取り収入に換算すると、

224,800円-50,000円=174,800円
月に174,800円が手元に入るということになります。

手取り収入から支出を引くと残るお金は、

174,800円―175,109円=-309円
-309円ということになりました。

まさかのマイナスという計算になってしまいました。

20代独身女性一人暮らしにおすすめの節約術

赤字を回避するためには、まず毎月固定でかかる固定費を削ることが効果的です。

しかし、いま私の固定費で削減できる項目はありませんでした。

次に準固定費を見ていきます。

準固定費の中で、動画ストリーミング・音楽ストリーミングに加えて私の趣味であるファンクラブ会費は今の私の生きる活力になっているため、削ることはどうしてもできません。

ということは変動費の食費と美容品代、洋服代を節約して1か月の出費を減らしていくことになります。

食費に関してはまだ一人暮らしを始めていないため、当面は先述の平均値程度がかかるとみておいた方がよさそうです。

そこで美容品代と洋服代のそれぞれで、どのような節約術があるのかを考えてみようと思います。

美容品代の節約

女性は美容への出費が多いのではないでしょうか。

HOTPEPPER Beauty Academy(ホットペッパービューティーアカデミー)』の「15~69歳男女の美容意識と美容行動(2018)」によると世代による美容代の平均額は、20代が7,593円、30代が6,204円、40代が6,204円となっています。

20代は美容にお金をかけているということが分かりました。

私はいま美容品代に15,000円をかけているので、せめて1万円以内に抑えられるように節約したいと思います。

そうすれば、先ほどの月の収支が赤字から黒字になり、少しは貯蓄にまわせるお金ができます。

化粧品代で私がお金をかけているのは、デパコス。

憧れのデパコスを手に入れることは楽しいですよね。

デパコスとはデパートコスメの省略で、基本的に百貨店やデパートでお店を構えている高級ブランドの化粧品のことを指します。

バックやお財布と同じように、高級ブランドの化粧品への憧れを持っている方は多いと思います。

ただ、デパコスは値段が高い。

高いからには品質が良いものが多いので使い続けたいですが、自分自身がいつも使っている化粧品をデパコスで埋め尽くすのは経済的に考えて難しいですよね。

InstagramなどのSNSでは20代前半くらいの若い女性が、デパコスの代用になる低価格のコスメ「プチプラコスメ」を紹介する投稿を多く見かけます。

私の体験談をご紹介すると、以前目の下のクマが隠せるコンシーラーを探していて、友人にいいのがないか聞いてみたところ、デパコスのあるブランドのコンシーラーをおすすめしてもらったので調べると、1つ約4,000円もすることが分かりました。

さすがにコンシーラーで4,000円は高いなと思い、お手頃な価格でカバー力もあるものはないかInstagramなどでいろいろ見てみたら、1つ約800円のコンシーラーがいいとの情報を手に入れました。

1つ800円だし、お試しでも購入できる金額だなと思い、とりあえず一度試してみたら、多少の化粧よれはありましたが、カバー力がしっかりしていて満足度の高いものでした。

化粧よれは化粧直しをすれば問題ないし、何より金額面でだいぶ抑えることができました!

このようにネットやSNSの投稿を参考にしながらうまいことプチプラコスメに代用して出費を抑えることも節約術の一つではないでしょうか。

私もコンシーラーの成功例を生かして、化粧品代節約に向けて品質の良いプチプラコスメ探しをしたいと思います!

洋服代の節約

洋服のトレンドは季節によってもどんどん変化していき、去年着ていた洋服がまだ着られるのに新しい洋服が欲しいと思ってしまいますよね。

最近は仕事でもスーツではなくオフィスカジュアルでの出勤が可能な会社も増えているようです。

仕事着をスーツではなく私服にすると、毎日違う洋服にしたり、上下の服をコーディネートしたりと、スーツの時よりもお金がかかると聞きます。

洋服代を節約するにはフリマアプリを活用することがおすすめです。

新品のものが多く出品されているので、ほしい洋服があれば一度フリマアプリで探してみることもポイントです。

また、洋服や靴、バックなどのレンタルサービスもあります。

月額の料金を払うだけで好きなものを身に着けることができます。

トレンドにも柔軟に対応できるので毎回新しいものを買う必要もなく、お金だけではなくお部屋の荷物を減らすこともできるので一石二鳥ですよね!

まとめ

今回家計簿を作ってみて、経済面で見ると一人暮らしって大変…。

今まで実家暮らしだった身からするとたくさん節約していろいろと我慢していかないと!と思いました。

でも、親元を離れて生活することで学べることもたくさんあると思うので、ここは覚悟を決めて一人暮らしをしてみようかなと思います。

これから一人暮らしを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

さとめぐの大人計画シリーズ第一弾、いかがでしたでしょうか?

第二弾以降からは、「一人暮らしでもできる貯蓄方法はあるのか」「20代からでも簡単に始められる投資って何があるのか」「実際に一人暮らしを始めてみた家計は?」などを発信していこうと思います!

※本記事は2021年2月現在の情報をもとに作成しています。


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