子どもの金融教育どうする?親子でお金の大切さを学ぶ機会を作ろう

唐突ですが、家庭内でお子さんと「お金」について話す時間はありますか?

キッズ・マネー・スクールを展開する一般社団法人日本こどもの生き抜く力育成協会の調べによると、2024年1~2月の2か月間でキッズ・マネー・スクールの開催依頼が300件を超え、昨年同期間と比較し1.4倍に増加したということです。

新NISAの開始で資産形成への関心が高まる中、日経平均株価が約34年ぶりの高値を更新したことも相まって、投資や資産形成を「親子で学ぶ」機会への関心が高まっているんです。

そこで今回のコラムでは、子どものお金の教育の重要性とともに、親子で学ぶお金の機会についてまとめてみたいと思います。

子どもの金融教育の重要性

子どもにお金について考える機会を設けることは、将来に向けてお金の大切さを知るだけでなく、お金とどう付き合うか知るために重要です。

しかし、お金に関する知識やスキルを身につけることは、学校のカリキュラムの中でまだまだ重視されていないことが多いのが現状です。

子どもにお金の基本を教えることは、子ども自身の人生において大きな影響を与えますので、お金の使い方や貯金の重要性、予算の立て方など、これらの基本的な知識を身につけることは、将来お金で失敗しないためにも欠かせないことです。

また、子どもたちがお金で困らない・トラブルに巻き込まれないためには、親が貯金や投資についての理解を深め、それを子どもに教えることも重要です。

子どもが若いうちからお金の重要性を理解し、基本的なこういったお金の管理や考え方を身につけることで、将来の不安を減らし、お金に困らない・振り回されない人生を送ることができるようになるのではないでしょうか。

親子で学びお金の大切さを知ろう

親子でお金に関する話をすることは、子どもがお金の重要性を理解し、適切な金銭感覚を身につけるために大切なことです。

家庭内でお金についての理解を深めることは、子どもたちにとっても身近でリアルな経験となり、将来のお金に対する感覚を養う基礎となります。

親が子どもにお金の基礎知識を教える際には、子どもがわかりやすい言葉で説明することが重要です。

例えば、貯金の大切さを伝える際には、「将来の夢や目標を叶えるためにお金を貯めることが重要なんだよ」という具体的な例を挙げることで、子どもたちが理解しやすくなります。

また、お小遣いの管理や予算(使い道)の立て方など、日常生活に即した実践的なアドバイスも役立ちますので、子どもの成長に見合った進め方ができるといいでしょう。

さらに、親子でお金に関するアクティビティを行うことも、子どもたちがお金の重要性を実感しやすくする方法の一つです。

例えば、家計簿をつけるゲームや貯金箱を作る工作など、楽しみながらお金について学ぶことができるアクティビティを通じて子どもたちがお金に触れる機会を作ることで、お金に関する知識やスキルを身につけることができるようになります。

お金の基礎知識を身につける方法

子どもがお金の基礎知識を身につけることは、将来の経済的な成功を考えたら欠かすことはできません。

貯金の大切さを理解し、お金を使うときの適切な判断力を身につけることは、子どもが健全な金銭感覚を維持し、将来の夢や目標を達成するために必要なスキルです。

例えば、親が子どもたちに貯金の重要性を教える際には、身近な例を挙げて説明することが効果的です。

「お金を貯めると、新しいおもちゃが買えたり、旅行に行けたり楽しいことができるよ」と具体的な例を挙げることで、なぜ貯金する必要があるのか理解しやすくなります。

また、子どもたちに予算の立て方や家計管理の基本を教えることも重要です。

例えば、「月にいくら使えるかを考えて、お小遣いを管理しよう」という具体的なアドバイスを通じて、子どもたちがお金を使う際に計画的に行動することを促すことができます。

未来のために貯金と投資を学ぼう

将来の夢や目標を達成するためには、貯金や投資の重要性を理解し、それに向けて行動することが欠かせません。

親が子どもに貯金や投資についての理解を促すことで、子どもたちが将来の不安を減らし、より安定した経済的な未来を築くことができます。

また、子どもたちに投資の概念を教えることも重要です。

例えば、「お金を貯めて銀行に預けるだけでなく、投資することでお金を増やすこともできるんだよ」という具体的な説明を通じて、子どもたちが将来のために賢い金銭管理をすることを促すことができます。

親子でお金に関する対話を通じて、子どもたちがお金の重要性を理解し、適切な金銭管理スキルを身につけることができるように、日常生活の中で積極的にお金に関する教育を行いましょう。

今回は少し難しいテーマだったかもしれませんが、ぜひ家庭内で少しずつお金の話をしていってみてください。

※本記事は2024年3月29日現在の情報をもとに作成しています。


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