乳がんとがん保険

ピンクリボンこんにちは。Money Motto!編集部です。

今や日本人の女性の約12人に1人が乳がんになると言われています。がんはほかの病気に比べて治療期間が長くなる傾向があり、入院や通院などにお金がかかります。もしもの場合に備えて、がん保険への加入や保障内容の見直しを検討している方も多いのではないでしょうか。

がん保険は、医療技術の進歩によって保障内容が変わっていきます。がん保険を選ぶ際、どんなことに注意すればよいのでしょう。

がん保険は進化している

生命保険文化センターの調査によると、がん保険(がん特約含む)の加入率の推移は以下のとおりです。

  世帯 世帯主 配偶者
平成30年度 62.8% 55.3% 43.5%
平成27年度 60.7% 53.4% 40.2%
平成24年度 62.3% 54.5% 41.5%
平成21年度 59.5% 53.3% 36.7%

がん保険への加入率は増加傾向にあり、とりわけ配偶者の加入率が大きく伸びています。がん保険は、がんに特化した保険で、医療保険に比べて保障が手厚くなっています。

かつては、がんになると入院が当たり前で、がん保険も入院・手術の保障がメインでした。しかし、近年は入院日数が短くなり、通院しながら化学療法や放射線治療をおこなう方法が主流となっています。

何年も前に加入したがん保険をそのままにしていると、いざ病気になってしまった時に給付金がほとんど下りないおそれがあります。定期的に加入している保険の契約内容を見直すことが大切です。

がん保障のチェックポイント

診断給付金

診断給付金とは、医師によってがんと確定診断がされると給付される一時金のことです。一度にまとまった金額(100万円が多い)が支払われるため、入院・手術・通院・交通費・入院時の日用品・医療用かつらなど、がん治療などにかかるさまざまな費用をまかなうことができます。また、まとまった金額が給付されるため、がん治療による収入減をカバーするという使い方もできます。

昔のがん保険には、診断給付金がないもの、一定の年齢を超えると診断給付金が減額されるものがあるので注意しましょう。

治療の細分化

現在のがん治療は、手術・抗がん剤・放射線の組み合わせが標準治療とされています。がんの治療に関する保障は、以前は手術を対象としていましたが、最近は、抗がん剤や放射線による治療にも対応したものが増えています。

がんの治療は、手術よりも通院による治療期間のほうが長くなります。実際の治療と保障内容にミスマッチがないようにしましょう。

上皮内新生物

上皮内新生物とは、がん細胞が組織の表層部分にとどまっているもののことです。基本的には手術で取り除くことができ、転移はほとんどありません。乳がんのうち約10%が上皮内新生物です。

がん保険の中には、上皮内新生物は対象外となっているものがあり、「せっかく乳がんを早期発見できたのに、お金がなくて治療ができない」という困った事態を招いてしまいます。また、上皮内新生物の場合、給付金が減額されるタイプの保険もあります。上皮内新生物であってもがんと同じ保障が受けられるかどうか確認しておきましょう。

再発リスク

がんは再発転移の多い病気です。特に乳がんは、術後10年以上経ってから再発することが少なくありません。再発(2回目以降)した場合の保障があるか、再発した場合の支払い条件がどうなっているか確認しておきましょう。

先進医療

がん治療には、標準治療以外にも選択肢があります。先進医療とは、厚生労働大臣によって指定される高度な医療技術を用いた治療です。副作用や皮膚へのダメージの少ない治療法ですが、健康保険が適用されないため費用は全額自己負担となります。中でも、がん細胞をピンポイントで攻撃できる陽子線治療や重粒子線治療は、費用が約300万円にものぼります。

がん保険には先進医療保障(特約)を付けることができ、保険料負担は月に100円程度です。標準治療以外にも治療の選択肢を増やしたい場合に、先進医療保障があると安心です。

保険の見直しをしても保険料が変わらないケースも

一般的に、年齢が上がるほど病気になるリスクが高まるため、がん保険の保険料も年齢とともに上がります。たとえば、同じ保障内容でも30歳と40歳では、30歳のほうが保険料が安くなります。「保険を見直したいけれど、年齢が上がっているので保険料も高くなるのでは?」と不安になるのはもっともなことです。

近年、多くの保険会社が新たな商品を開発しており、価格(保険料)や保障内容について競争が激しくなっています。中には、数年前に加入した保険を見直しても保険料が変わらないケースもあります。それだけ保険料が安くなっているということです。

がん保険選びのポイント!

・診断給付金があるか

・手術だけでなく抗がん剤や放射線による治療にも対応しているか

・上皮内新生物は保障の対象になっているか

・再発時の保障があるか

・先進医療保障があるか


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