乳がんのステージと治療

ピンクリボン

こんにちは。Money Motto!編集部です。

女性がかかるがんの中で最も数が多いのは乳がんです。乳がんは、大きさや転移の有無によってステージに分類され、治療方法も変わります。早期発見・早期治療がおこなわれれば、乳がんで命を落とすことはほとんどありません。

10月はピンクリボン月間。毎日忙しく仕事や子育てをしている女性のみなさん、「自分は健康だから大丈夫!」と過信せず、定期的にセルフチェックやがん検診の受診をおこないましょう。

乳がんとステージ

乳がんと診断されると、がんの大きさやリンパ節転移の有無、遠隔転移の有無などから病期(以下ステージ)の分類がおこなわれます。ステージは0期~IV期までに分かれており、おおよその治療方針が決まります。I期は早期がん期以降は進行がんと呼ばれます。

ステージ しこりの大きさや転移の状況 治療法
0期 上皮内新生物 おもに手術
I期 しこりの大きさが2cm以下でリンパ節転移なし 手術が中心
再発のリスクが高い場合は、術後に薬物療法や放射線治療を組み合わせる
II期  
IIA期 ・しこりの大きさが2~5cm以下でリンパ節転移なし
・しこりの大きさが2cm以下で同側腋窩リンパ節レベルI,II転移あり
IIB期 ・しこりの大きさが5cmを超えて,リンパ節転移なし
・しこりの大きさが2~5cm以下で,同側腋窩リンパ節レベルII転移あり
III期  
IIIA期 ・しこりの大きさが5cmを超えて,同側腋窩リンパ節レベルI,II転移あり
・しこりの大きさは問わず,同側腋窩リンパ節レベルI,IIが周囲組織に固定されている,または胸骨傍リンパ節のみに転移あり
IIIB期 しこりの大きさは問わず,しこりが胸壁に固定されていたり,皮膚に浮腫や潰瘍を形成しているもの(炎症性乳がんを含む)で,リンパ節転移なし,または同側腋窩リンパ節レベルI,II転移あり,または胸骨傍リンパ節のみに転移あり 術前に薬物療法や放射線治療でがんを小さくしてから手術をおこなう
IIIC期 しこりの大きさは問わず,同側腋窩リンパ節レベルIIIあるいは鎖骨上のリンパ節転移あり,また,胸骨傍リンパ節と同側腋窩リンパ節レベルI,II両方に転移あり
IV期 しこりの大きさやリンパ節転移の状況にかかわらず,他の臓器への転移あり

原則として手術はおこなわず、薬物療法でがんの進行を抑える。

一般的に、「初期がん」、「末期がん」という言い方をされることがありますが、医学的な定義はありません。

乳がんの治療法

乳がん治療は、複数の治療法を組み合わせておこないます。手術、薬物療法、放射線治療の3つに大きく分けられます。

手術

乳がん治療の基本は手術です。がんの大きさや広がりによって、部分切除と全摘に分かれます。

「がんの広がりが3~4cm以下」「ステージ0~IIA期」「多発性でない」の条件に当てはまる場合は、乳房のしこりを含む周辺を部分的に切除します。また、残された乳房内での再発を防ぐため、術後に放射線治療がおこなわれます。

がんの広がりが大きい場合や、部分切除ができない場合は乳房のすべてを切除します。全摘のため、乳房内再発リスクはありません。

リンパ節転移がある場合は、わきの下のリンパ節を摘出します。リンパ節を切除すると、手足や腕がむくむ、しびれるなどの症状が起こることがあります。

薬物療法

薬物療法は、抗がん剤治療、ホルモン療法、分子標的薬治療の3種類が基本です。薬物治療によって、全身に散らばった可能性のあるがんを攻撃することができます。

がんのステージによって、「再発や転移の予防」、「手術前にがんを小さくする」、「治療が困難な進行がんに対する延命」などの目的があります。

放射線治療

放射線治療は、放射線を照射してがん細胞を死滅させ、増殖を止める治療法です。

部分切除後に、温存した乳房に放射線治療をおこなうのが一般的で、手術で取り切れなかったがん細胞を攻撃し、再発を防止します。

乳がんの治療法

・手術

・薬物療法

・放射線治療


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