押尾 FP3級への道(建ぺい率・容積率)

FP試験不動産

押尾、苦手の不動産分野に挑む!

どうも。押尾センパイです。

FP3級試験まで残り約一週間となりました。
そろそろ追い込みの時期ですが、いまだ手つかずの分野があります。
それは不動産です。
不動産取引や税金、法律など、いまの押尾には遠い世界の話なので、あまり興味が持てません…

が、そんなことを言ってる場合ではないので、がんばっておぼえなければ!
今回は、建ぺい率と容積率をマスターします。

敷地と建ぺい率・容積率

不動産分野を身近に感じるためには、イメージが大切です(たぶん)。
そこで、不動産王になった気分で写真を撮りました。

不動産王押尾

みやこ:試験まで時間がないのに、バカなことを!
押尾:バカじゃなくて「バカラ」です。
みやこ:あ、バカラのクリスタルグラスだ。ムダに手の込んだことを!
押尾:写真のタイトルは、「クリスタルで暮らしてる」。
Mくん:不動産王なのにポロシャツなんですね。
西やん:ええんちゃう?「ポロは着てても心の錦」とか言うしなあ。
一同:(シーン)
押尾:さてと勉強勉強。
西やん:えっ、バカラはうけてポロはすべるの?ぽろ苦いな~。

さあ、ここから本題です。
計算問題に頻出の建ぺい率と容積率をおぼえます。

建ぺい率

その敷地に建てることができる建物の面積の割合
建ぺい率 = 建築面積 / 敷地面積

押尾:せっかく土地があっても、自由に建物を建てられないのか。
みやこ:好きなだけ建物を建ててしまったら、日当たりや風通しが悪くなるし、火事が起こった時に燃え広がりやすくなるでしょ。
押尾:そうか。

容積率

敷地面積に対する建物の延べ床面積(各階の床面積の合計)の割合
容積率 = 延べ床面積 / 敷地面積

押尾:延べ床面積に制限があると、高い建物が建てられないな。
みやこ:住宅地に高い建物が建っちゃうと、日照権とか景観とか道路の混雑とかいろいろ問題が生じるよね。
押尾:あ~、なるほど。
みやこ:住環境を守るために、このような制限を設けているんだよ。建ぺい率、容積率の数字は用途地域によって異なるから、家を建てる時とか購入する時などに知っておくと便利な用語だね。
押尾:よし、オレも一国一城の主になるぞ!いつか。
みやこ:その前に試験に受かれ!

建ぺい率 問題演習

建ぺい率、容積率を暗記したものの、時間が経つと忘れてしまいそうです。
そこで、記憶を定着させるためにいい方法を思いつきました。

ケンイチとユカ

イラスト:いしやまとくち

いしやま先生にイラストを描いてもらいました。
憲兵(建ぺい)ケンイチくん(建築)妖精(容積)ユカちゃん(床)とおぼえましょう!

では、これを踏まえて問題演習です。

(問題)
建築基準法に基づき、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合、この土地に対する建築物の建築面積の最高限度(計算式を含む)として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。

<資料>

FP試験資料

1) 300m² × 60% = 180m²
2) 300m² × (6m×4/10) = 720m²
3) 300m² × 300% = 900m²

2014年度5月 日本FP協会(実技)

<解き方>
「建築物の建築面積の最高限度」と言っているので、憲兵ケンイチくんの出番です。
敷地面積 × 建ぺい率 =建築面積なので
300m² × 60% = 180m²

よって正解は1です。
過去7回の実技試験にずっと出ている問題なので、確実にものにしましょう。

押尾、不動産分野に光が見えてきました。
絶対合格するぞ!

みやこ:今回の記事、ダジャレばっかりだよね。バカラに始まり、ケンペイのケンイチくんに妖精のユカちゃん。
押尾:苦手なことは語呂合わせでおぼえるのがいちばんですから。
みやこ:酔っぱらいか!!
押尾:失礼な!
みやこ:ちょっと、バカラのグラスの中身確認させて。
押尾:へへへ、もう飲んじゃいました。

押尾メモ

・建ぺい率

その敷地に建築することができる建物の面積の割合

容積率

敷地面積に対する建物の延べ床面積(各階の床面積の合計)の割合


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