【特集】乳がんとお金の基礎知識:第一章 乳がんってどんな病気

【特集】乳がんとお金の基礎知識:第一章 乳がんってどんな病気

第一章:乳がんってどんな病気

乳がんは、日本人女性がかかるがんのなかでもっとも患者数の多いがんです。しかし、誰もが乳がんになる可能性があるにもかかわらず、病気についてよく知らない人が多いのも事実です。女性であれば誰もが気になる乳がん。まずは、症状や治療方法について知ることから始めましょう。

女性の12人に1人が乳がんになる

  • ・日本人女性の12人に1人が乳がんにかかる時代です
  • ・乳がん発症は30代後半から増えはじめ、40代後半~50代前半でピークを迎えます
  • ・乳がんは、進行が遅く、自分で発見することができるがんです

乳がんは他人ごとではない

今や、日本人のおよそ2人に1人ががんになる時代です。なんと、生涯のうちにがんにかかる可能性は、男性が63%、女性が47%にものぼります。

乳がんは、女性がかかるがんの中で最も数が多く、年々その数が増加しています。2013年には、約77,000人が新たに乳がんと診断されました。女性がかかるがんのうち、乳がんの占める割合は20%を超えており、日本人女性の12人に1人が乳がんにかかると言われています。

12人に1人というと、日本人の左利きの割合やAB型の割合とほぼ同じになります。

気になる用語
罹患(りかん)
病気にかかること

がん発生のしくみ

人間の体は、約60兆個の細胞でできています。細胞には寿命があり、毎日1%程度が死んでしまいます。それらを補うために元のDNAをコピーして細胞分裂をしていきますが、このとき、コピーミス(=遺伝子の突然変異)が起こることがあります。

突然変異をした多くの細胞は死んでしまいますが、ある遺伝子に突然変異が起こると、細胞は死ぬことができなくなり分裂をし続けます。これががん細胞です。

がん細胞は、健康な人の体にも存在していますが、がん細胞ができるたび免疫細胞(リンパ球)がそれらを攻撃して死滅させています。

しかし、時間の経過とともに突然変異した細胞が蓄積され、免疫機能が衰えていくため、生き残った細胞が塊としてのがんになっていくのです。たった一つのがん細胞が検査でわかるほど大きくなるには、10年から20年の時間がかかります。

乳がんの特徴

がんは、一般的には年齢が上がるとともにがんになる割合が高まっていきますが、乳がんは、30代後半から数が増えはじめ、40代後半から50代前半でピークを迎えます。乳がんの発生には、エストロゲンという女性ホルモンが深くかかわっていることが原因です。

がんというと、「不治の病」というイメージを持ってしまいがちですが、手術や抗がん剤などの医療技術の進歩、検診用医療機器の進化により、多くの人が病気を克服しています。

乳がんは、一般的に進行が遅く、自分で発見できることが多いという特徴があります。乳がん検診(マンモグラフィ、超音波検査など)の受診や定期的なセルフチェック(しこり・乳頭からの分泌物の有無など)をおこない、早期発見・早期治療ができれば、乳がんで命を落とすことはほとんどありません。


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